茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (68)バン

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。 【杉山 全】

赤と黄色の嘴が目立つクイナ類。
足に水かきがないので泳ぎは苦手。尾羽を上げ、前のめりな姿勢で反動をつけるように頭を前後に振って泳ぐが、なかなか前に進まない、その動きはユーモラスに見える。

 
警戒心が強くヨシの茂みに素早く入る。
雑食性で水生植物、昆虫、貝類などを食べる。

バンの額板は赤い色をしており、くちばしは額板から赤色が続いてその先端は黄色。
オオバンの額板は白い色をしている。

photo & report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (67)ハヤブサ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。 【杉山 全】

海岸付近の断崖で繁殖するが、ビルなど建造物を利用する例が増加しているそうである。
秋には海岸線を渡るヒヨドリの群れを襲うことが多く、翼をすぼめて急降下し、足で獲物を蹴り失神させて捕らえた瞬間を見た。
冬季は農耕地や干拓地でカモ類などを捕食する。

秋、暖かい地方に向かうヒヨドリの群れ
その中の1羽ととらえたハヤブサ
カラスと争うハヤブサ。大きさは両者同じくらい。

photo & report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (66)ハマシギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。 【杉山 全】

最も多く見かけるシギ類の一種です。
大群で群れ飛ぶことが多く、飛び立つと一群になり、波がうねるように壮観です。
数百羽で越冬することも珍しくなく、海岸や河口の干潟、砂浜,磯に多く、海に近い湿地、水田,池、河川の下流部にも生息します。
甲殻類、貝類、ゴカイ、ミミズ、昆虫類を食べます。

夏羽のよそおい。腹が黒い羽根になる。

Wikipediaには次のように紹介されています。
「ユーラシア大陸と北アメリカの北極海沿岸のツンドラ地帯で繁殖し、日本には旅鳥または冬鳥として全国各地に渡来する。日本に渡って来る種は、大部分がアラスカ北部で繁殖した群れと推定されている。日本で最も多く見られるシギ類のひとつ。
他のシギ類同様くちばしと足が長い。冬羽は灰白色の細かいまだらもようだが、夏羽は頭と翼が赤っぽく、腹が黒くなる。近縁種のうち、夏羽で腹が黒いのはハマシギだけなので、この時期は近縁種とも区別しやすい。雌雄同色。」

冬羽のよそおい。メダイチドリに混じっている。

photo & report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (65)ハシビロガモ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。 【杉山 全】

くちばしがシャモジやシャベルのように長く幅広い形なのが名前の由来。
主に淡水域に生息する。2月頃に小出川に飛来する。オスの白い色が目立つ。
幅広いくちばしを水面に付け、水を取り込みながら進み、水中のプランクトンや種子などをこしとって食べる。これを水面採食という。

お食事中のご夫婦
そのあとのひと休み


羽づくろい
水浴び

Wikipediaには次のように書いてあります。
北アメリカ大陸やユーラシア大陸の高緯度から中緯度地域で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、北アメリカ大陸南部、ヨーロッパ南部、インド、中華人民共和国南部などへ南下し越冬する。 日本では冬季に越冬のため飛来し(冬鳥)、北海道で少数が繁殖する。

日本にはユーラシア大陸の北部から来るのでしょう。ずいぶん遠くから渡ってくるのですね。

photo & report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (64) ハジロカイツブリ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。 【杉山 全】

湖沼や河川などに主に淡水域に生息するが、漁港や湾内など波が高く立たない所では海水域でも見られる。
次列風切りが白いことが名前の由来。飛翔時に目立つ。
オスメス同色。虹彩は赤く、くちばしがやや上に反っている。

餌をさがしている

ヨーロッパ、アフリカ東部と南部、東アジア、北アメリカ中部、南アメリカ北東部で分散して繁殖する。
非繁殖期は海上や温暖な地域へ移るものもある。日本では冬鳥で、北海道から九州まで各地の海や湖沼に中国東北部やウスリー川周辺などで繁殖したものが渡来する。
(Wikipedia)

photo & レポート 杉山会員

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