茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (66)ハマシギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。 【杉山 全】

最も多く見かけるシギ類の一種です。
大群で群れ飛ぶことが多く、飛び立つと一群になり、波がうねるように壮観です。
数百羽で越冬することも珍しくなく、海岸や河口の干潟、砂浜,磯に多く、海に近い湿地、水田,池、河川の下流部にも生息します。
甲殻類、貝類、ゴカイ、ミミズ、昆虫類を食べます。

夏羽のよそおい。腹が黒い羽根になる。

Wikipediaには次のように紹介されています。
「ユーラシア大陸と北アメリカの北極海沿岸のツンドラ地帯で繁殖し、日本には旅鳥または冬鳥として全国各地に渡来する。日本に渡って来る種は、大部分がアラスカ北部で繁殖した群れと推定されている。日本で最も多く見られるシギ類のひとつ。
他のシギ類同様くちばしと足が長い。冬羽は灰白色の細かいまだらもようだが、夏羽は頭と翼が赤っぽく、腹が黒くなる。近縁種のうち、夏羽で腹が黒いのはハマシギだけなので、この時期は近縁種とも区別しやすい。雌雄同色。」

冬羽のよそおい。メダイチドリに混じっている。

photo & report 杉山会員

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