茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (30)キアシシギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。
生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

柳島の海岸 波消しのためにおかれた岩の上で休むキアシシギの小さな群れ

黄色い足と胸の横斑が目立つシギ。
首が短く胴体が横に長いため、低く伏せた体勢のように見える。
干潟や砂浜を好み、浅瀬や水際を素早く走り回って採食する。 動物食で昆虫類、カニなどを捕食する。
採食が済むと、岩など周囲よりも高い場所にとまって休息することが多い。

オスとメスの体の色は違わないそうです。
つがいかどうかは分かりませんが、お互いに頭をそむけて休んでいるところです。
名のとおり足は黄色。

シベリヤ北東部、カムチャツカ半島で夏に繁殖し、冬は東南アジア・ニューギニア・オーストラリアなどへ渡って過ごすそうです(Wikipedia)。
この旅の途中に日本に立ち寄ります。暖かい地方に向かう7月から10月と、繁殖地に戻る4、5月に見ることができます。

お食事中です。

チョコマカと走り回る姿が見られます。
撮影したのは5月。
繁殖地に戻るために柳島を立つころになりました。

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (29)カンムリカイツブリ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

夏の姿

柳島海岸や相模川でよく見かける、おおきなカイツブリ。
カイツブリ類は潜水して捕食するが、本種は身体が大きいためか、潜水の動きがやや鈍い。頭部が水中に入った後、体はゆっくりと滑らかに沈むんでゆく。

Wikipediaによると、全長56cm (46-61cm)。翼開長85cm (85-90cm)と大型のカイツブリだそうである。
また、
頸部は非常に長い。上面は黒褐色、下面は白い。頭頂には黒い羽毛が伸長した冠羽がある。
眼先は黒い。
くちばしは長くまっすぐで先がとがり、淡桃色。
夏季には冠羽が発達した夏羽になり、頬から後頭にかけて黒い縁取りのある赤褐色の飾り羽が生じる。
冬季には冬羽として冠羽はあまり発達せず、頬の羽毛は白い。
幼鳥は冠羽があまり発達せず、頬の羽毛が白く黒い斑紋が入る。雌雄同色。
とも書いてあった。

冬の姿

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (28)カワラヒワ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。
生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

肌色のくちばしと翼の黄色斑が特徴です。
平地林から山地林、農耕地、草地,公園などさまざまな環境で見られますので、茅ヶ崎ではどこにでもいる小鳥です。
冬季は数十羽の群れをなします。
飛ぶとき、風切基部と尾羽基部の黄色が大きな帯になり目立ちます。
植物食で、主に植物の種子を食べます。
柳島の、海岸、相模川、小出川の河原で撮影しました。

くちばしは太く頑丈な感じがする。
硬い植物の種をかみわることができる。
採餌(食事)中。
こちらは巣の材料を集めているところ。
植物の種が大好物なのだそうだ。
こちらは水浴び中。

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (27)カワセミ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。
生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

水辺の青い宝石といわれる鳥。
小出川、相模川、柳島海岸でも観察できる。
メス、オスほぼ同色で嘴(くちばし)は長く、オスの嘴は一様に黒く,メスの下嘴は橙色を帯びる。
かつては清流の鳥のイメージだったが、市街地の公園の池や河川にも生息する。
水辺の土崖に横穴を掘って営巣する。
動物食でダイビングして小魚や甲殻類を捕食する。またホバリングからダイビングし魚を捕らえることもある。

上下のくちばしが黒く、オス。
幼鳥の羽つくろい
下のくちばしが赤く、メス。
飛ぶ
ホバリング中
体の長さほどもある魚を捕らえた
このカワセミがくわえているのも魚

北部の丘陵編に載っているセキレイはこちらをクリック

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編  (26)カルガモ 

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

オスとメスの体の色は似ていて区別しにくい。オスの方が大きいそうである。

1年中身の周りに居る最も身近なカモ類。
湖沼、池、水田などの淡水域や川口や沿岸などの気水域までの、さまざまな環境に生息し、都市公園の池でも繁殖します。
雑食性で食物の葉や果実を好む。
マガモとの交雑がしばしば観察され「マルガモ」とよばれます。

泳いでいる姿をよく見るが、歩くのも上手。
夏を迎える頃が繁殖期。
子どもたちを引き連れている姿をよく見る。
「草本や枯草・ササなどを組み合わせた直径22 – 30㎝に達する皿状の巣を作る。10 – 14個の卵を産む。抱卵期間は26 – 28日。」とWikipediaに書いてあった。
カルガモはこんな所に住んでいる。
柳島の近くの小出川。親子が一列縦隊で泳いでいる。
冬になると子どもたちも成長して群れをつくる。
何事かに驚いて飛び立つ姿。

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸


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