2020年5月27日(水)晴天
この数日はっきりしない天候が続いていました。
今朝のラジオで、気象予報士の伊藤みゆきさんが言っていました。
「沖縄は梅雨になっていますが、本州までにはまだ及んでいません。天気がイマイチなのは上空の寒気によるものです」と。
「天気! ハッキリしろ!」と私が叫んだら、昼間、夏のような陽ざしになりました。
それでもう一度叫びました。
「天気! 良すぎるぞ。いきなり変わるな!」
コロナ雑記 首長のちから
5月21日、関西3府県の緊急事態宣言が解除されました。
翌日、22日(金)の朝日新聞、朝日川柳(西木空人選)にあった句です。
責任を知事に負わせるだけのこと
選者の評は「関西圏前倒し解除」とあり、国が自らの責任を押しつけただけとの解釈でした。
だが私は、負わせられたにしても、実際には「ドンと来い」とコロナ禍に立ち向かっている知事さんたちもいることから、嘆きの句と見るだけではもったいないと受け取りました。深読みのしすぎですかネ。
十分に受け止められるからこそ、負わせることもできるじゃないですか。
この川柳欄のすぐ上段に「関西の解除 知事の切磋琢磨さらに」という社説がありました。
大阪府、東京都、北海道、和歌山県の知事さんのコロナ対策ぶりを例にあげて「首長が互いに学び、競うように切磋琢磨する。それを住民が評価する。その積み重ねは地方自治の強化につながるはずだ。」と結んでありました。
同じ新聞の4面にあった「意欲ある首長に権限を」(日本総研主席研究員 藻谷浩介さんへのインタビュー記事 聞き手は菊池直巳)も、上記4人と山形県知事を引き合いに出し
「使命感と責任感を持ち、現場の課題に創意工夫で対応するリーダーは増えている。」
「まずは現場を預かる首長に任せる。地域格差が生じるという批判があるが、地域格差には『善し悪し』がある。水準以下の対応しかできない首長や地方議員を是正するのは、国ではない。有権者自身が選挙で正すべきであり、それが『地方自治』」
「(地方の)裁量を増やせば、権力乱用や不正が生じる恐れもある。そのためにも透明性ある情報開示の仕組みは欠かせないし、メディアによる監視も不可欠です」
と書かれていました。
目立つ行動の知事さんたちを悪くいう人たちもいるようですが、智恵と行動で課題に対し積極的に立ち向かう政治家の姿は頼もしいです。
過去のハマヒルガオの記事 その1 その2
photo & report 石野治蔵
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