茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた鳥鳥たちを紹介します。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。 【杉山 全】
オスの尾羽が細長いのが名前の由来。
珍しく小出川に飛来した。
日本の鳥百科 サントリー(https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/ )
に、♂・♀の色の違いがうまく説明してあった。次のとおり。
「オスの頭はチョコレート色、白い胸から首の側面に白線が食い込んでいます。体は灰色で、細かい黒色模様があります。
オスでは尾羽の中央羽2枚が長く、Pintailの英名はこの尾から名付けられています。メスは全体に褐色で黒褐色の斑紋があります。他種のカモ類のメスより白っぽく見えますし、尾も長めです。
脚は黒灰色、くちばしも黒灰色で、オスは側面が青灰色。」
また、次のように面白いことが書いてあった。
「日本では冬鳥で、本州以南は冬期に見られ、北海道では春秋の渡り時期に通過します。
繁殖地は広々とした極地に近いツンドラ地帯のため、越冬地の開けた広い場所を選んでいます。
繁殖地では人と接する機会がほとんどないため、越冬地で人がいじめなかったり、餌を与えるなどすると人を怖がらずに近寄ってきます。マガモなど繁殖地でも人と接する機会の多いカモは、越冬地へ来ても人を避ける傾向がみられ、人とカモの長い付き合いの結果だと思われます。 」
photo&report 杉山会員
撮影場所 小出川の下流
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