茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (53)タシギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

たたずむタシギ
撮影場所は下町屋の小出川

最も嘴(くちばし)の長いジシギ(地鴫)類。
水田、湿地などの淡水域の泥池を好む。
シギ類は生息環境と食物に応じて進化した嘴を持ち、視覚では無く、嘴を器用に使い食物となる生き物を探す。

長いくちばしを泥の中に差し込んで餌を探す
そのとき、くちばしの先2㎝くらいを動かすことが出来るとネット情報に書いてあった。
複雑な体の模様で見つけにくい

心なき身にもあわれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ

西行法師の有名なこの歌は、大磯の鴫立庵ができるきっかけになったと言われている。
タシギは保護色のために人に気づかれにくいので、いきなり足元から飛び立つことがありビックリさせられるそうである。
西行法師もビックリしたのかな。

photo & report 杉山会員

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