茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (25)カラス

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

ハシボソカラス
ハシブトカラス

ハシボソカラスとハシブトカラスがいる。
ハシボソカラスは平地林から山地林、農耕地、市街地の公園、海岸などさまざまな場所に生息する。
ハシブトカラスは都市部に多く,最も身近なカラス。
共に雑食性で、昆虫類、果実、動物の死骸などを食べる。
クルミや貝類など、硬い殻のある食物を空から道路に落して割り、中身を食べる。一度で割れないと再びくわえて飛びあがり、おなじ行動を繰り返す。

死んだ魚に群がるハシブトカラス
カラスの羽づくろい
トビを威嚇する4羽のハシブトカラス
手前の1羽はハシボソカラス
カラスの大群

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (24)カモメ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

カモメとウミネコは似ているが、ウミネコは上と下のくちばしの先に黒と赤の色彩があります。これは上のくちばしに色彩がないのでカモメの成鳥。

冬鳥として渡来、海岸、漁港などのほか、内陸部の湖沼にも生息し、主に魚類を捕食する。
越冬期は群れで生活するが、大形カモメ類といることは少ない。大きさが同等のウミネコ、ユリカモメと群れることが多い。

そのとき、一羽の、カモメが翔んだ~
ウーム 生きるということは!
幼鳥
幼鳥とカラスのケンカ
カモメが飛ぶ茅ヶ崎の海岸 柳島から江ノ島方面を望む

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸


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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (23)ガビチョウ

自然分布種ではないので野鳥とは言えないようですが、茅ヶ崎で見かける鳥として紹介します。

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

茅ヶ崎の北の端の小出地区でも、途切れなく大きな声さえずりを良く聞きます。

からだに似合わず大きな声でさえずる。
柳島の林や海岸の樹木林にも生息する。本来は中国南部や東南アジアに生息する。
飼育鳥として輸入された個体が逃出したり、放たれたりして野生化した。
雑食性で、昆虫や種子を地上で採食する。

Wikipediaに
「特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている。」
と書いてあった。

特定外来生物を Weblio辞書で調べると、
「外来生物のうち、特に人間の健康や在来種の生態系などに害を及ぼす、またはその可能性があるとされる生物のこと。特定外来生物被害防止法に基づき指定される。 特定外来生物は、原則として輸入、飼育栽培、移動などが禁止されている。野生化した個体を発見した場合に捕獲して持ち帰る、といった行為も禁止されている。国や自治体は必要に応じて野生化した個体の防除を行っている。 特定外来生物に指定されている生物の例として、カミツキガメ、ブルーギル、セアカゴケグモ、ミズヒマワリ、オオハンゴンソウなどがある。」
と書いてあった。

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸


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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (22)カイツブリ 

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

芹沢にある池で、子育てにはげむカイツブリの様子を2022年11月9日掲載しました。

ほんとに小さい体です。
こどもを引き連れて泳ぐ姿は、親子ともどもとてもかわいいです。
ずっと眺めていると、ヒョイと水に潜り、思いもしない所に現れます。

小出川で見かける。
植物の葉や茎を組み合わせた浮き巣を、ヨシの間や水面に垂れる枝などに作って繁殖する。浮き巣には天敵が近づきにくく、水位の変化にも強い。巧みに潜水して魚類や甲殻類を捕食する。

くちばしをよく見ると、魚をくわえています。

Wikipediaに面白いことが書いてあった。

全長は25-29cm。翼開長40-45cm。体重130-236g。
食性は主に動物食で、魚類、昆虫、甲殻類、貝類などを食べる。巧みに潜水して獲物を捕食する。
1回に平均15秒前後(状態により数秒から30秒)潜水し、およそ秒速2mで泳ぐとされるが、最高で水深2メートルまでと深くは潜らない。
オオクチバス(通称ブラックバス)は貪欲で、本種の雛も餌となりうる。オオクチバスが確認されて本種が繁殖しなくなった池でオオクチバスを駆除すると、本種が再び繁殖するようになったことが報告されている。 

自分の体長ほどの魚を捕まえて、オマエどうやって食べるの?

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸


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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (21)オナガガモ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた鳥鳥たちを紹介します。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

オスの尾羽が細長いのが名前の由来。
珍しく小出川に飛来した。

向かって左が♀、右が♂

 日本の鳥百科  サントリー(https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/
に、♂・♀の色の違いがうまく説明してあった。次のとおり。
「オスの頭はチョコレート色、白い胸から首の側面に白線が食い込んでいます。体は灰色で、細かい黒色模様があります。
オスでは尾羽の中央羽2枚が長く、Pintailの英名はこの尾から名付けられています。メスは全体に褐色で黒褐色の斑紋があります。他種のカモ類のメスより白っぽく見えますし、尾も長めです。
脚は黒灰色、くちばしも黒灰色で、オスは側面が青灰色。」

♂が5羽、♀が3羽

また、次のように面白いことが書いてあった。

「日本では冬鳥で、本州以南は冬期に見られ、北海道では春秋の渡り時期に通過します。

 繁殖地は広々とした極地に近いツンドラ地帯のため、越冬地の開けた広い場所を選んでいます。
繁殖地では人と接する機会がほとんどないため、越冬地で人がいじめなかったり、餌を与えるなどすると人を怖がらずに近寄ってきます。マガモなど繁殖地でも人と接する機会の多いカモは、越冬地へ来ても人を避ける傾向がみられ、人とカモの長い付き合いの結果だと思われます。 」

photo&report 杉山会員
撮影場所 小出川の下流


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