茅ヶ崎市主催の郷土芸能大会が11月27日に、市民文化会館で行われた。
昭和47年(1972)に1回目が行われ、昭和天皇崩御の年と、去年・一昨年はコロナウイルス蔓延のために中止、令和4年度は通算50回目の開催だった。
茅ヶ崎市教育委員会が茅ヶ崎郷土芸能保存協会に委託して実施し、茅ヶ崎郷土会はその1回目から運営に協力している。

受付は任意です。




記念すべき50回目ということから神奈川県民俗芸能保存協会の会長 垣澤 勉さんも列席された。


コロナウイルス対策で、マスク着用と空席も設けられていた。


地元では今でも宴席では歌われている。

大勢のおかめとひょっとこが登場し、子供たちも混じっていた。

演目の内容や練習の様子などを説明していた。



浜降祭で神輿を担ぐときに歌う甚句は、茅ヶ崎の各地に伝えられている。
その中で、上赤羽根の甚句は とても上手な歌い手に恵まれている。

昔、茅ヶ崎の海岸部には畑が広がっていて麦が作られていた。初夏のころになると刈り取った麦をむしろに広げ、クルリという道具で打って脱穀した。そのとき歌われる作業歌。

年の暮れに搗く餅は、かつては近所や親戚同士が集まって搗いていた。横杵で搗くまえに、臼に入れた餅米を千本杵でこねるときの唄。こねた後に横杵で搗いて仕上げる。


太鼓の叩きかたに「昇殿」「鎌倉」などがある。

手に持っているのがササラ。枯竹で出来ていてジャラジャラと音がする。

昭和50年に、郷土芸能(民俗芸能)の中で最初に茅ヶ崎市の重要文化財指定を受けた。
演奏ぶりには長年の練習、研鑽の成果が現れている。

漁船を浜に引き上げるときに歌ったと伝わる。


他の地方では「ヨイコノ節」と呼ばれる祝い唄。県内では柳島だけに伝わっている。
今も結婚式や上棟式などの祝いの席で唄われる。
市立中島中学校の二年生が一緒にのどを競った。

上赤羽根太鼓保存会々長 小沢勝重さんが作ったダイコン・ニンジンなどの野菜と、柳島凧の会(会長 今澤久義さん)が作った凧がくじ引きで当たる。例年大好評の一幕である。
この抽選を最後に、第50回郷土芸能大会は無事に、また盛況のうちに終了した。
photo maeda会員 平野会員
report 平野会員