茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (63)ハクセキレイ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。 【杉山 全】

海岸、河川、湖沼、農耕地、市街地、人家付近とさまざまな所に生息し、人なつこい鳥。
雑食性で地上を歩きながら昆虫類などを捕食する。フライングキャチも得意、垂直に飛びあがり、空中の昆虫を捕食する。
畑や水田などでもよく見かける。耕耘機で掘り返したあとをついて回り、土中からあらわれた虫などを食べている。
歩き回るときに尾を上下に振る。この動作から昔は「石たたき」と呼ばれていた。

幼鳥
全身の色が薄い

この鳥に似ている仲間にセグロセキレイ(背黒セキレイ)がいるが、茅ヶ崎あたりでは見かけない。
キセキレイ(黄セキレイ)も当地方ではあまり見られないが、過去に柳島で撮影したことがある。

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (62)ノビタキ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。
生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。 【杉山 全】

梢にとまったときの姿は、胸を張って直立したような姿勢とネット情報に出ていた。

夏の高原を代表する小鳥。柳島海岸でも秋に観察した。
夏に、南の方から日本に渡ってきて繁殖する夏鳥。
動物食で、主に昆虫類を餌にする。飛び上がって空中の昆虫をフライングキャッチしたり、地上を歩いて捕食する。

photo&report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (61)トビ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。   【杉山 全】

俗にトンビと呼ばれる最も身近なタカ類。
山地林、平地林、市街地、農耕地、海岸などに生息しています。
雑食性で、動物の死骸、魚から昆虫まで捕食します。
高いところを飛びながら獲物を探し、見つけると急降下して、足ですくうように捕獲します。上昇気流を利用して輪を描くように帆翔(はんしょう 羽根を広げたまま飛ぶ様子)している姿を良く見ることがあります。このとき、尾羽を左右にひねる動作をし、翼の先端がだらりと下がる傾向があります。
尾羽は比較的長く、先端がバチ状であることがほかの猛禽類との識別点です。

海岸で、魚の死骸にとりついています。
見つけた魚の死骸を、カラスと取り合っています。
飛んでいるときもカラスと争っていることが見られます。
子どもに餌を運んできました。
足で獲物をつかんでいます。

海岸部で、高い空を飛ぶ様子をよく見ます。
目のいい鳥で、おにぎりなどを食べていると、音もなく飛んできて持っていってしまいます。
海辺にハイキングなどで出かけたときは、要注意です。

photo & report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (60)ドバト

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

一般に「ハト」といわれる鳥。
公園や社寺、駅や街中の広場など、市街地の至るところで見かける。そのほか農耕地、牧場、河原などにも生息する。
北アフリカから中東、中央アジア、中国西部に分布するカワラバトを伝書鳩にするなどの目的で人為的につくりだされた鳩が、再び野生化したもの。
群れで行動し、市街地の上空を群れで飛びまわっている様子もよく見られる。
オオタカやハヤブサが都市部に進出した大きな要因の一つは、市街地にいるドバトを獲物としているからといわれている。

鳩たちの相談
さあ、水浴びだ!
飼われていた白い鳩が逃げ出して、ドバトの仲間になってしまった。

photo&report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (59)トウネン

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

小形のシギ。
干潟や水田などで見られる。体が小さいことから「今年生まれたの」という意味で名前が付いたといわれています。
常に下を見ながら、せわしくトコトコと動き廻って、泥中に潜む昆虫類、ゴカイ、甲殻類などを捕食します。
【Wikipedia】には、「夏にシベリア北東部やアラスカ北西部のツンドラ地帯で繁殖し、冬は東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドにかけての地域で越冬する。
日本では春と秋の渡りの途中で立ち寄る『旅鳥』として、全国に渡来する。小型シギの中では最も普通に見ることが出来る。九州以南では越冬する個体もある。」と書いてあります。

photo & report 杉山会員

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