茅ヶ崎の野鳥たち 北部の丘陵編 (036)タゲリ

かって、茅ヶ崎の田んぼにもタゲリが来ていました。
タゲリが来る田でできた米を「タゲリ米(まい)」と名付けて販売されたりしていました。
しかし近くに高速道路ができたりして来なくなりました。
朝戸夕子さんから、

「平塚市で撮影したタゲリだけど~」
「撮影してから時間がたっているんだけど~」のメッセージとともに送られてきた画像を紹介します。

なお、「南部の海辺編」でもタゲリを紹介しています。リンクはこちらをクリック。(編集子の芹沢七十郎より)                          

撮影地は平塚市内

Wikipediaには次のように説明してあります。

日本には冬季に越冬のため本州に飛来する(冬鳥)。
背面は光沢のある暗緑色、腹面は白い羽毛で覆われる。足は赤黒い。
頭部には黒い冠羽が発達する。頸部には黒い首輪状の斑紋が入る。雌雄ほぼ同色。
河川、湿地、干潟、水田等に生息する。
冬季は小規模な群れを形成し生活する。見通しのよい開けた場所におり、警戒心が強い。
食性は動物食で、昆虫類、節足動物、ミミズ等を食べる。
「ミュー ミュー」とネコのような声で鳴く。
フワフワとした飛び方をする


撮影地は平塚市内

photo 朝戸夕子
report 芹沢七十郎(編集子)

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茅ヶ崎の野鳥たち 北部の丘陵編 (035)ゴイサギとササゴイの幼鳥

このゴイサギのページに「ゴイサギの幼鳥」としてUpした画像は、実は「ササゴイ」の幼鳥だったと、撮影者の朝戸夕子さんから連絡がありました。
その事を訂正して、ゴイサギの幼鳥の写真を載せておきます。(編集子 芹沢七十郎)


茅ヶ崎市の北部丘陵の野鳥情報を送ってくださる朝戸夕子さんからゴイサギの写真が届きました。次の様なメッセージが付いていました。(芹沢七十郎)

「ホシゴイ(ゴイサギ幼鳥)に会えました。」
「何年も、なかなかちゃんとした写真が撮れずにいましたが 、いいかなと思うのが撮れたので送ります。
離れた場所に成鳥もいました。成鳥に出会うのも 稀で、まだ何度かしか撮れていません。撮影したのは、成鳥も幼鳥も芹沢あたりです。」

ゴイサギの成鳥 あっち向いてホイ!
こっち向いてホイ!
しっかりカメラ目線でホホイのホイ!

Wikipediaに次の様に書いてありました。

河川、湖、池沼、湿原、水田、海岸などに生息する。単独もしくは小規模な群れを形成して生活する。
夜行性。昼間は水面に張出した樹上などでひっそりと休む。
繁殖期には、樹上に雄が巣材となる木の枝を運び、雌がそれを組み合わせた巣を作る。日本では4-8月に3-6個の卵を年に1-2回に分けて産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は21-22日。育雛は雌雄共同で行う。
動物食で、両生類、魚類、昆虫、クモ、甲殻類などを食べる。夜間水辺を徘徊しながら獲物を捕食する。
夜間に飛翔中に「クワッ」とカラスのような大きな声で鳴くことから、「ヨガラス(夜烏)」と呼ぶ地方がある。

2023年10月5日、芹沢にて。薮で眠っているゴイサギの幼鳥に会いました。起きるまで待ってみました。

下の写真はゴイサギの幼鳥だと思っていましたが珍しい ササゴイの幼鳥でした。場所は 小出川です。(朝戸夕子)

幼鳥は上面が褐色の羽毛で被われ、黄褐色の斑点が入る。この斑点が星のように見える事からホシゴイの別名がある。(Wikipedia)

「南部の海辺編」のゴイサギの記事はこちらをクリック

photo 朝戸夕子
report 芹沢七十郎(編集子)

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『郷土ちがさき』 158号 2023(R5)年9月1日発行

◎表紙
 ・(画像)瑞輪寺(東京都台東区谷中)の山門 撮影 加藤幹雄
 ・ 終わりがないのが恐怖 茅ヶ崎郷土会々長 平野文明
◎投稿
 ・ 谷中瑞輪寺の大岡家墓所 加藤幹雄
 ・ 茅ヶ崎の妙行寺解説文から江戸初期の騒動を見る 山本俊雄
 ・ 茅ヶ崎の海よもやま話7 南湖八雲神社の蛇飾りと小麦 名取龍彦
 ・ 大岡越前守忠相ノート(その2) 
   茅ヶ崎の大岡諸家及び越前守忠相の経歴 石黒 進
 ・ 鎌倉古道 改めて検討 平松和弘
◎風(自由投稿欄)
 ・ 活弁に挑戦です 長谷川由美
 ・ ブログ 前田照勝
◎郷土会の事業報告など
 ・ 第305回 史跡文化財めぐり
   茅ヶ崎市内の大山道を訪ねる③―円蔵 西久保地区― 平野文明
 ・ 大山道を訪ねる③に参加して 染谷倫人

 ・ 令和5年度 これからの事業予定
 ・ 157号正誤表
 ・ 編集後記

*下の画像をクリックすると『郷土ちがさき』158号のPDFファイルが開きます。

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茅ヶ崎の野鳥たち 北部の丘陵編 (034)アトリ

投稿者の朝戸夕子さんから
「最近は、立ち寄らなくなりましたが渡りの途中によく来ていました」
というメールとともに、芹沢で撮影したアトリの画像が送られてきました。(編集者)

Wikipediaに次のように記されています。
日本には冬鳥として秋にシベリア方面から渡来する。
黄褐色を基調に黒、白を加えた羽色をもち、特に胸部の羽毛は橙褐色(オレンジ)で目立つ。

山麓の森林や農耕地に生息する。昼間は小規模な群れで生活するが、夜は集団で休む。渡来直後や、繁殖地へ渡る直前に、数千羽から数万羽の大群になることがある。

雑食性で、植物の果実や種子のほか、昆虫類や節足動物を食べる。

秋に飛来するので、戦前は穀物に害を与える害鳥とされていた。
古くから岐阜県恵那地方ではツグミと並んで食用として重視され、かすみ網で捕らえられていたが、戦後、かすみ網が禁止されたため、猟は下火となった。

photo 朝戸夕子
report 芹沢七十郎

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茅ヶ崎の野鳥たち 北部の丘陵編 (033) ミソサザイ

Wikipediaから引用します。
全身は茶褐色で、体の上面と翼に黒褐色の横斑が、体の下面には黒色と白色の波状横斑がある。雌雄同色である。体つきは丸みを帯びており、尾は短い。よく短い尾羽を上に立てた姿勢をとる。
日本の野鳥の中でも、キクイタダキと共に最小種のひとつ。
茂った薄暗い森林の中に生息し、単独か番いで生活し、群れを形成することはない。繁殖期以外は単独で生活する。

早春の2月くらいから囀り始める習性があり、平地や里山などでも2月頃にその美しい囀りを耳にすることができる。小さな体の割には声が大きく、高音の大変に良く響く声で「チリリリリ」とさえずる。また地鳴きで「チャッチャッ」とも鳴く。
食性は動物食で、昆虫、クモ類を食べる。

繁殖期は5-8月で、4-6卵を産む。一夫多妻制でオスは営巣のみを行い、抱卵、育雛はメスが行う。
森の中のがけ地や大木の根元などにコケ類や獣毛等を使って壷型の巣を作る。オスは自分の縄張りの中の2個以上の巣を作り、移動しながらさえずってメスを誘う。オスが作るのは巣の外側のみで実際の繁殖に使用されるものは、作られた巣の内の1個のみであり、巣の内側はオスとつがいになったメスが完成させる。
巣自体にも特徴があり、通常の壷巣は出入口が1つのみだが、ミソサザイの巣は、入口と出口の双方がそれぞれ反対側に設計されている。抱卵・育雛中の親鳥が外敵から襲われると、中にいる親鳥は入り口とは反対側の出口から脱出するといわれている。巣の表面はコケなどでカモフラージュされているため目立たない。

photo 朝戸夕子
report 芹沢七十郎

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