テキスト 293回 史跡・文化財めぐり「鎌倉光明寺と材木座近辺の社寺・逗子住吉城跡を訪ねて」

令和元年(2019)4月15日(月)に行いました鎌倉市材木座と逗子市小坪の史跡・文化財めぐり(その①その②)で用いたテキストを紹介します。
資料としたのは、雄山閣刊行の 大日本地誌大系㉓『新編相模国風土記稿』第五巻中、鎌倉郡材木座村(同書25頁から)、乱橋村(33頁から)、三浦郡小坪村(213頁から)です。
『風土記稿』の部分は最終頁から遡ってご覧下さい。
また、コース地図は国土地理院の1/25000電子地形図を使っています。

 

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (30)キアシシギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。
生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

柳島の海岸 波消しのためにおかれた岩の上で休むキアシシギの小さな群れ

黄色い足と胸の横斑が目立つシギ。
首が短く胴体が横に長いため、低く伏せた体勢のように見える。
干潟や砂浜を好み、浅瀬や水際を素早く走り回って採食する。 動物食で昆虫類、カニなどを捕食する。
採食が済むと、岩など周囲よりも高い場所にとまって休息することが多い。

オスとメスの体の色は違わないそうです。
つがいかどうかは分かりませんが、お互いに頭をそむけて休んでいるところです。
名のとおり足は黄色。

シベリヤ北東部、カムチャツカ半島で夏に繁殖し、冬は東南アジア・ニューギニア・オーストラリアなどへ渡って過ごすそうです(Wikipedia)。
この旅の途中に日本に立ち寄ります。暖かい地方に向かう7月から10月と、繁殖地に戻る4、5月に見ることができます。

お食事中です。

チョコマカと走り回る姿が見られます。
撮影したのは5月。
繁殖地に戻るために柳島を立つころになりました。

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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郷土ちがさき 146号(2019年9月1日発行)

内容

    • 表紙
      街kado 19.06.18 -ダイクマ・ヤマダ電機ビル跡の空間- (芹沢七十郎)
    • 巻頭の文章
      茅ヶ崎の民俗行事 -六月一日の線香焚き- (茅ヶ崎市文化資料館学芸員 松隈雄大)
    • 寄稿
      相模川・道志川の渡し場 十二景 (平野文明会員)
    • 特集 私のふるさと第二弾
      静岡県駿東郡片濱村大諏訪 (羽切信夫会員)
      北海道音威子府村 (日下景子会員)
      茅ヶ崎市円蔵 (小川祐暉会員)
      横浜から茅ヶ崎へ (長谷川由美会員)
    • 風ー自由投稿欄ー
      令和元年浜降祭-柳島八幡宮-(前田照勝会員)
      • 茅ヶ崎郷土会の活動報告など
        史跡文化財めぐり

    第293回 鎌倉の光明寺と付近の史跡を訪ねる (山本俊雄会員)
    第294回 神奈川県立歴史博物館と付近の博物館施設・中華街を訪ねる (山本俊雄会員)
    2019年度 茅ヶ崎郷土会の総会 (編集子)
    転居のお知らせ (源邦章会員)
    これからの行事予定
    本誌145号正誤表
    編集後記

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (29)カンムリカイツブリ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

夏の姿

柳島海岸や相模川でよく見かける、おおきなカイツブリ。
カイツブリ類は潜水して捕食するが、本種は身体が大きいためか、潜水の動きがやや鈍い。頭部が水中に入った後、体はゆっくりと滑らかに沈むんでゆく。

Wikipediaによると、全長56cm (46-61cm)。翼開長85cm (85-90cm)と大型のカイツブリだそうである。
また、
頸部は非常に長い。上面は黒褐色、下面は白い。頭頂には黒い羽毛が伸長した冠羽がある。
眼先は黒い。
くちばしは長くまっすぐで先がとがり、淡桃色。
夏季には冠羽が発達した夏羽になり、頬から後頭にかけて黒い縁取りのある赤褐色の飾り羽が生じる。
冬季には冬羽として冠羽はあまり発達せず、頬の羽毛は白い。
幼鳥は冠羽があまり発達せず、頬の羽毛が白く黒い斑紋が入る。雌雄同色。
とも書いてあった。

冬の姿

「北部丘陵を中心に」に掲載のカンムリカイツブリはこちら

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (28)カワラヒワ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。
生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

肌色のくちばしと翼の黄色斑が特徴です。
平地林から山地林、農耕地、草地,公園などさまざまな環境で見られますので、茅ヶ崎ではどこにでもいる小鳥です。
冬季は数十羽の群れをなします。
飛ぶとき、風切基部と尾羽基部の黄色が大きな帯になり目立ちます。
植物食で、主に植物の種子を食べます。
柳島の、海岸、相模川、小出川の河原で撮影しました。

くちばしは太く頑丈な感じがする。
硬い植物の種をかみわることができる。
採餌(食事)中。
こちらは巣の材料を集めているところ。
植物の種が大好物なのだそうだ。
こちらは水浴び中。

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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