茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (09)イソヒヨドリ 

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

イソヒヨドリのオスとメスは体の色が大きく違う。これは♂

十数年まえに三浦半島で始めて見かけて心に残っていた鳥に、柳島海岸で出会った時の感激は今でも忘れることはない。
鳴き声を聞くと今も姿を追い求めている。青と赤のツートンカラーが美しい中形の鳥。
海岸、岩礁、川口、漁港などに生息し、岩の隙間などに営巣する。主に地上を早足で歩きながら、昆虫類、トカゲ、ムカデなど、海岸付近に生息するさまざまな小動物を捕食する。

バッタを捕えた♂

ムカデを捕えた♀

大きさがヒヨドリほどで、海岸で見ることが多いことからその名が付いたそうだ。

photo&report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (08)イソシギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】   

柳島海岸、相模川や小出川で観察した。
尾羽を上下の激しく振りながら歩き廻っているので目にとまった。
名前にイソ(磯)が付くが、河原・湖沼・海岸・川口などさまざまな水辺の環境に生息し、水辺を飛ぶハエ類やユスリカなどの昆虫、トビケラの幼虫などの水生昆虫を捕食する。  

photo&report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (07)イカルチドリ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】   

柳島海岸や相模川の川口で、たまに見かけるチドリ類。
チドリの仲間は見分け難い。
砂利の多い河原のような環境を好み、歩きながら昆虫類、節足動物などを捕食する。
河川上流域の石がころころしている環境に、小石を集めただけの巣を作る。卵もヒナも、石のような模様が保護色になっている。

photo&report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (06)アリスイ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

柳島海岸の樹木の枝に見かけない鳥を発見した。
小形のキツツキ類の聞きなれないアリスイという名のこの鳥。
長い舌を出した姿はヘビのようだそうだ。
夏鳥として北海道、東北地方など繁殖し、冬季は関東地方以西の低木にあるヨシ原などで越冬する。
長い舌を使ってアリを好んで捕食することからこの名が付いたと言われている。

茅ヶ崎北部の丘陵編でも撮影されています。

photo&report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (04)アカエリヒレアシシギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちの生き方の一端を紹介します。
生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から抜粋しています。
画像をクリックすると、大きくして見ることができます。
                       【杉山 全】


富士山に落ちる太陽(ダイヤモンド富士)を見に海岸に出かけた。
そのとき、波間に漂う珍しい鳥を見かけシャッターを切った。平成24年4月5日のことだった。それ以来遭遇してない。

海洋上に多数渡来するシギ。
旅鳥として春と秋の渡り期に、主に沖合を通過する個体が観察される。春には数百羽の大群が見られる。台風後などは漁港内や内陸部でも見られることがある。
水面をくるくる回転するように泳ぎながら、海流に運ばれ流れてくる小さいものを採食する 。

photo&report 杉山会員


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