こんにちは! 花たち クチナシの実とドウダンツツジ 2020.12.27

茅ヶ崎市芹沢から 近所や庭に咲く花たちを紹介します。

今年も残りはわずか。
関東は雨も雪も降らず、乾燥した日が続いている。
富士山にも雪がない。

この季節、庭に咲く花たちは少なくなった。
赤や黄色の木の実がきれい。

クチナシ

ドウダンツツジ

photo & report 石野文蔵

こんにちは! 花たち ー目次へー
フロントページ へ

かわぎ(けあらし)と烏帽子岩 2020.12.17・20(木・日)

ここ数日、すごく寒い日が続いています。
日本海側は大雪です。関越自動車道を走っていた自動車が動けなくなったとニュースが伝えていました。雪の中で一晩、二晩すごした方々は大変でしたね。
私たちの南関東は雪は降らなかったのですが、気温は低いです。


そのような中、けあらしが発生しました。
写真を撮って送ってくれた前田会員が、地元、柳島のお年寄りは「けあらし」のことを「かわぎ」と呼んでいると教えてくれました。
撮影したのは12月17日(木)と20日(日)。共に早朝です。



午前6時57分 柳島海岸で撮影
午前6時58分 柳島海岸で撮影

かわぎ(けあらし)は毎年、寒さがつのる1月、2月に発生します。

今までに3回取り上げています。
2018年1月26日
2019年2月2日
2019年12月8日
 
海水の温度が、海面上の外気の温度より高いときに発生するようです。

photo 前田会員
report 芹沢七十郎

茅ヶ崎風景 、点 (てんてん)ー目次ーへ
フロントページへ



茅・郷土会Study Room 名取龍彦さん「シルク製糸会社 茅ヶ崎純水館のはなし」 2020.12.15(火)

フェイスシールドを付けて、講師 名取龍彦さんの熱の入ったお話し。
手に掲げているのはミゴボウキ。稲わらの穂先で作ってある。蚕の繭から糸を引き出すとき、繭を鍋で煮ながら、これを突っ込んで、糸口をさがす。

2020年度3回目の 茅・郷土会Study Room。
 「丸ごと博物館の会」と共催でおこなっています。
 コロナ禍を避けるために会員のみ対象として実施しました。

会場 うみかぜテラス 多目的室B
時間 12時~14時

お話しは 名取龍彦さん
テーマは 「糸もつくるが 人もつくる」―純水館茅ヶ崎製糸所館主 小山房全(ふさもち)―(その1)
(茅ヶ崎に大正6年から昭和12年まであった製糸工場 茅ヶ崎純水館とその経営者 小山房全について)

今回を1回目として、茅ヶ崎純水館と小山房全の話を 全部で3回に分けるという、講師 名取さんの計画です。
2回目・3回目は2021年度の実施になるでしょう。まだ日取りと場所が未定です。

今回のお話しは ①蚕から糸を取ること、②明治時代から大正にかけて輸出のトップだった製糸産業のこと、③茅ヶ崎にあって高品質の絹糸を造っていた「茅ヶ崎純水館」のことで、予定した1時間半は瞬く間に過ぎました。

昔、家庭で絹糸を取っていたころ用いていた道具
製糸業の歴史、茅ヶ崎純水館などに関係する紙の資料

名取さんは、自分が行う講演会・勉強会を「移動博物館」と読んでいます。
この日も、自分で収集し、保存している糸とり道具や歴史資料をたくさん会場に持参し、説明して頂きました。

コロナ禍対策として三密を避けるために広い部屋を確保しました。
窓を開けて換気していましたので、聞いている方は寒さをこらえての2時間でした。
しかし、名取さんの熱の入ったお話しに引き込まれて聞いていました。

2回目、3回目の純水館・小山房全についてのお話しの場所と時間は、決まり次第にこのホームページでお知らせします。

なお、今年度(2020年度)の次回 茅・郷土会Study Roomは、
1月19日(火)12時から うみかぜテラス2F-1で、
史跡文化財巡り事前勉強会「市内 下寺尾の歴史を訪ねる」 です。

実際に下寺尾を訪ねるのは
2月27日(土)午前中を予定しています。

残念ですが、会員対象とさせて頂きます。

photo & report 平野会員

茅ヶ崎純水館の話 partⅡへ


茅・郷土会日記 ―目次―へ
フロントページへ

茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (57)ツグミ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

柳島でも冬に良く見かける鳥。

Wikipediaには次のように書いてあります。
「夏季にシベリア中部や南部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部などへ南下し越冬する。日本では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。
和名は冬季に飛来した際に聞こえた鳴き声が夏季になると聞こえなくなる(口をつぐんでいると考えられた)ことに由来するという説がある。」

柳島でも冬に良く見かける鳥です。
農耕地、草地、牧草地、河原など開けた場所を好みます。雑食性で、秋には樹上の実に群がり、冬季は地上を歩きながら落ちた実や昆虫を捕食します。

「サントリーの愛鳥活動」というサイトに「シベリヤから大群をなして渡ってきて、日本に着くと群れを解く」とありました。群れをなしているときに、山に霞網を張って一網打尽にしてタンパク源にしていた時代もありました。



photo&report 杉山会員 編集子
撮影場所 柳島海岸

茅ヶ崎の野鳥たち ―目次―へ
フロントページ へ

茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (56)チョウゲンボウ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

柳島周辺でもしばしば目にする。
ハヤブサの仲間で、ネズミ、モグラなどの小動物を捕食する。ネズミ類の尿が紫外線を反射するのを見てねらいを定めるという。
元々は崖地の穴などに巣を作っていたが、今は橋げたなど人工建造物の隙間で繁殖し、都市でも生息するようになった。


右脚に何かをつかんでいる。ネズミのようだ。
鳥の巣をさらってきた。ヒナがいたのだろう。それを食べている。
猛禽類とは思えない案外やさしい顔つきだ。
新湘南バイパスの茅ヶ崎海岸IC付近にあり、小出川をわたる橋「湘南ベルブリッジ」に営巣している。交尾しているところ。

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸
北部の丘陵編に記録されているチョウゲンボウはこちら。


茅ヶ崎の野鳥たち ―目次―へ
フロントページへ