こんにちは!花たち ヒメウツギとクサノオウ 2020.05.04(月) 

茅ヶ崎市芹沢から、近所や庭に咲く花たちを紹介します。

午前中小雨、午後曇

ヒメウツギ
その花
小さな花がかたまっています。
その一つひとつをよく見ると、きれいなもんだナーと感心します。

ウツギにもいろんな種類があります。我が家の庭に咲くのはヒメウツギ。
樹形も花も小さいです。新芽が伸びると止めるので大きくはなりません。
「卯の花の 匂う垣根に 時鳥 早も来鳴きて」と歌いますが、今年はまだホトトギスの忍音(しのびね)を聞きません。

先月、4月22日の朝日新聞夕刊にある「地球防衛家のヒトビト」(しりあがり寿さん)の四コママンガには感心しました。
この家のお父さんが、コロナ対策のために誰もいなくなった都会の道路を歩いています。そして、ふと、ゴホゴホと咳。「マズイ」と気づいてあたりをキョロキョロ。でも、誰もいません。
四コマめには、「咳(せき)をしてもひとり」。

この有名な句を、この時期に、絶妙なタイミングで一投。
おかしみと寂しさと皮肉と、こんなマンガを見ることができて、生きてて良かった。

クサノオウ
先月から咲いていました
もっと背丈が伸びます
その花
先に咲いたものは種になって篋に入っています


クサノオウという名前ですが、どんなことからその名になったのか不思議です。「草の王」と書いてみると、実物の感じとはぜんぜん違いますから、こうは書かないことは確か。
ネット情報によると、毒草だそうで、漢方では薬用されるとありました。
茎を傷つけて出る液でかぶれる人もあるそうです。

「毒が薬になる、薬も毒になるときがある」

(そうつぶやいてみて、何かいいナー)

photo & report 石野治蔵

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