茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (45)シジュウカラ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

どーも
わたくし 茅ヶ崎の鳥 シジュウカラで~す
お待たせしました アイウエオ順の出番ですので遅くなりました

柳島でも良く見かける。
平地林、山地林、市街地、公園、ヨシ原などさまざまな環境に生息している。
繁殖期は主に昆虫食、秋には植物の実も食べる。樹上でハラピロカマキリの卵のうを見つけ、つつき壊して卵を食べるのが目撃されたという。

茅ヶ崎の人たちが市の鳥に選んでくださって鼻が高いです
どうもありがとう

背中は青味がかった灰色や黒褐色、おなかの方は淡褐色の羽毛で覆われる。
頭は黒い羽毛で覆われ、頬とくびの後ろに白い斑紋が入るが、喉から胸部にかけて黒い斑紋に分断されおなかの明色部とは繋がらない。
また、のどからおなかの中央にかけて黒い縦線が入る。
オスは、のどからおなかにかけてあるこの黒いたて線が、メスと比較して太い。
(Wikipedia)

おなかの方を見てください
背中の方もどうぞ

今ころは繁殖期に入っています。
ペアでやってきては、庭の木々の枝を渡って何かをしきりについばんでいます。
その姿がとてもかわいいです。

「茅ヶ崎風景 、点(てんてん)」の中でもシジュウカラの巣立ちを掲載しています。

photo & report 杉山 全

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茅ヶ崎の野鳥たち  南部の海辺編 (44)ササゴイ

茅ヶ崎の西南部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

餌をさがす

翼にある白い羽が笹の葉のような模様にみえるのが名前の由来。
川や沼などでおもに魚類を捕食する。
流れの速い場所では狩りをして魚をとらえることが知られている。狩りは、昆虫や木の葉などを餌にして魚をおびき寄せる。

魚を捕らえた
得意満面
どーだ!というポーズ

photo & report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (43)コチドリ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

目の周りの黄色いリング、首の周りの黒い首輪、細くて長い足、これらがコチドリの特徴

黄色いアイリングが目立つ、日本最小のチドリ。
柳島海岸やしおさい公園などで見かけた。
水田や河川など主に淡水域の水辺に生息し、砂れき地や埋立地の地上に営巣する。
地上を歩きながら昆虫類を捕食する。
巣立ったヒナを連れているときなどに天敵が近づくと、親鳥はヒナを守るため、自らが傷ついているかのように,天敵の注意をひきつける擬傷(ぎしょう)行動を見せる。

シロチドリへ

痛テテ 痛テテ… 痛テテ 痛テテ…
(怪我しているまねだけどネね)
歩けないョー 飛べないョー
(これもまねごとだけどネ)

子どもを救うためには必死なんだヨ
こんな砂地や河原の砂利の上に住んでいます
砂利の中にいると見つけにくいでしょう
保護色よ
私はこんな中で卵を産んで子育てします
また目が合いましたね

千鳥の季語は冬。
しかし、チドリの仲間は暖かい季節に日本に渡って来てこどもを育てる。

「青い月夜の浜辺には 親を探して鳴く鳥が
 波の国から生まれ出る ぬれた翼の銀の色…」(童謡 浜千鳥)

「ちんちん千鳥の啼く夜さは 啼く夜さは
 硝子戸しめてもまだ寒い まだ寒い…」(童謡 ちんちん千鳥)

歌にうたわれる千鳥は、哀しいメロディーで寒い夜を思わせる。

千鳥のイメージは、冬、夜、寒さ、寂しさ。
しかし実際のチドリは夏の鳥。

photo & report 杉山会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (42)コシアカツバメ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

柳島では、巣作りの場所がどこかが話題になっていて確認が待たれる。
水たまりに、巣の材料の泥を取りに来ているのが見られた。近くで営巣しているようだ。
西日本に多く、東日本ではまれといわれるが、柳島あたりでは以前から見られている。
沿岸部を好む傾向があり、建造物の比較的高い場所に巣を作る.ツバメのおわん形の巣と異なり、出入り口が細長いとっくり形やつぼ形をしている。
動物食で飛翔しながら空中の昆虫類を捕食する。

1983(S58)年5月から6月にかけて浜見平団地内の総ての塔屋を回り、コシアカツバメの巣を調べた記録があり、1984年2月刊の『資料館だより』№52(茅ヶ崎市文化資料館発行)に掲載されている。
執筆者は、当時茅ヶ崎第一中学校の3年生だった関野 樹さん。  

このとき、鶴が台団地も同じように調査されているが、浜見平団地では227例の巣の跡が数えられ、その中で、コシアカツバメの巣と断定できないもの89、コシアカツバメの巣であるが使われているかどうか不明のもの23、使用中のもの3、壊れているもの105、スズメが使っているもの7例と記されて、巣はどれも塔屋の最上階の階段の踊り場の天井に設けられていたと報告されている。

ツバメよりも大型
飛んでいる方は虫をくわえている
泥の中から見つけたようだ
餌とするのは主に虫の類
飛びながらも、飛んでいる虫をキャッチする
巣の材料の泥をくわえて運ぶ
ツバメの聞きなしは「土食って 虫食って 渋ーい」    
泥を運ぶ様子から、そうなったようだ
手前がコシアカツバメ
向こうの3羽はイワツバメ
共に同じように泥を運搬中。

イワツバメへ

photo & report  杉山会員

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茅ケ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (41)コサギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

頭から後ろに延びている長い冠羽(かんう)は繁殖期にあらわれる。

一般にはシラサギと呼ばれ、水辺でよく見かける。
真っ白な姿はたいへん目立ち、きれいだ。
水田から海岸までさまざまな環境に生息する。
同じサギ科のほかの種とともに「サギ山」と呼ばれる集団繁殖地をつくる。
水辺で、静止して足を震わせるように細かく動かし、物かげから獲物を追いだして捕食する。
また、それとは対照的にひたすら走り回りながら、機敏に動いて獲物を捕食する狩も見られる。
チュウサギ
ダイサギ

くちばしは黒く、足の指が黄色い
じっとたたずんで餌をさがす
飲み込んでいるのはコノシロらしい
小出川で仲間と一緒に餌をさがす

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島の海岸 および 小出川

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