茅・郷土会 Study Room 山本会員「日本の城館(城郭)」2020.11.17(火)

お話し 山本俊雄会員
テーマ 「日本の城館(城郭)」

会場 うみかぜテラス(茅ヶ崎公園体験学習センター)
   12:00~14:00
茅ヶ崎丸ごと博物館の会との共催

コロナ禍のために、今年度は8月まで郷土会の事業を中止していましたので、活動再開後の2回目の勉強会でした。
コロナ蔓延がなければ、今年度の史跡・文化財めぐりで県内の城跡(しろあと)探訪を計画していました。横浜市の小机城・茅ケ崎城あとの下見を行っていました。しかし、まだ本番ができずにいます。
来年度、コロナウイルスがいなくなれば、茅ヶ崎郷土会では城跡を訪ねるつもりです。
そのことに備えての勉強会でした。
密を避けて机に一人ずつ座りました。

この日のお話しは山本俊雄会員。
弥生時代の環濠集落の説明から始まって、奈良平安時代の都城(とじょう:城壁をめぐらした都市)・城柵(じょうさく:軍事上の防備を備えた施設)、鎌倉室町時代の山城(やまじろ)・居館(きょかん)、江戸時代の城郭(じょうかく)と、具体例を交えながら説明が続きました。
実際の城跡に行ってみると「曲輪(くるわ)」「堀(ほり)」などに出会います。そらら城郭用語も解説されました。

城跡めぐりが待ち遠しくなるお話しでした。

配布されたレジュメです。クリックするとPDFファイルが開きます。

photo & report 平野会員

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (55)チュウシャクシギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。
生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

春秋の渡りに柳島海岸でも見られる。春には大きな群れを作っているときもある。
干潟などの海水域、水田などの淡水域にいるそうである。
ゴカイやカニのほか草地で昆虫類を捕食する。
長い嘴がダイシャクシギより短く、コシャクシギより長いのが名前の由来。

スタイルがいい
しかし、ちゃんとカメラ眼線
カニをとらえた

ユーラシア大陸と北アメリカの寒帯から亜寒帯にかけての地域で繁殖し、冬季はアフリカ、中東、インド、オーストラリア、中央アメリカ、南アメリカへの渡りをおこない越冬する。
日本へは、旅鳥として春の渡りの時期には多数渡来するが、秋の記録は少ない。南西諸島では少数が越冬する。Wikipediaより。

群れて飛翔

photo & report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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文化祭 写真展示の様子を 動画で撮影 2020.11.07

2020年度の茅ヶ崎市民文化祭(茅ヶ崎市・茅ヶ崎市文化団体連絡協議会)も、コロナ禍の影響を受けました。
文化団体協議会に参加しているサークルが、毎年秋に、それぞれの活動の成果を公表するのですが、いつものような形で実施することができません。
そこで、各サークルの様子を動画で撮影し、後に編集してネット上で掲載することとなり、茅ヶ崎郷土会の撮影が展示会最終日に行われました。
郷土会の展示は二部構成でしたので、第一部の「2019年度史跡文化財めぐり」は山本会員と平野会員が、第二部の「茅ヶ崎の野鳥たち」は杉山会員が説明のためにカメラの前に立ちました。3人ともこのような経験はほとんど無い中での撮影で、緊張の面持ちでした。

写真展の動画はこちら


「茅ヶ崎の野鳥たち」の展示を説明する杉山会員
撮影が終わって記念撮影

photo & report 平野会員

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こんにちは! 花たち 庭の赤い実(ムサシアブミ・マンリョウ・センリョウ・ヤブコウジ・フユイチゴ) 2020.11.10

茅ヶ崎市芹沢から、近所や庭を彩(いろど)る草花を紹介します。

アメリカの大統領選挙が終わった。
新聞の、コロナ記事と大統領選挙記事の両方読むので忙しかった。

そうこうしている内に秋はすっかり深まった。
草花が赤い実を付けている。
やがて葉っぱも色づき、次第に寒さが増してくる。

私たちが右往左往していても、時は素知らぬ顔で進んでいく。

ムサシアブミ

左手あげて、右手をさげて 同じ格好をした親子のよう
赤いつぶつぶの中に種があって、方々に散るとそこに芽吹いてくる
花のあとにこんな実が付く
去年8月に撮影した赤く色づく前の様子

ムサシアブミの花はこちら

マンリョウ(万両)とセンリョウ(千両)とジュウリョウ(十両=ヤブコウジ)

マンリョウ
鳥たちはきらいなようだ
赤い実がいつまでも残る
センリョウ
この実は鳥たちにとっておいしいらしい
今日は11月10日、今月になって色づき始めたのだが、早くも食べられてこんなに少なくなった
ヤブコウジ
栽培種をたくさん売っている
野生種より実も葉も大きい
これは道ばたにある野生種
ヤブコウジはまるで小さな林檎のよう

フユイチゴ

ネット情報には「おいしい」と書いてあったので一粒食べてみたが、おいしくはなかった
もっと熟れると甘くなるのかもしれないが
大きな葉を掻き分けると、その下にたくさん隠れている
鳥たちも甘くなるのを待っているのかしら

photo & report 石野文蔵
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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (36-2) ケアシノリス

相模川河口近辺で撮影した野鳥を50音順に紹介していますが、追加して挿入です。

茅ヶ崎の南西部(主に柳島・相模川の河口付近)で見かけた野鳥たちを紹介しています。
生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

鷹(たか)の仲間で、眼光とくちばしが鋭い。

柳島の小出川に見たことのない鳥を発見しました。
足が羽毛で覆われた白っぽいノリス。
北海道、本州中部以北で記録が多いようです。
単独での行動が多く、農耕地、干拓地、草地など開けた所に生息し、主にネズミ類を捕食し、昆虫類、鳥類も補食する。尾羽は白く、オスは帯状斑があり、メスは一本、と紹介されています。

Wikipediaには、
「ユーラシア大陸と北アメリカの寒帯地域で繁殖し、冬季は亜寒帯から温帯地域へ渡る。日本では冬鳥として、主に北日本を中心に飛来するが個体数は少ない。記録は北海道から南西諸島まで全国である。」とあります。

猛禽類の特徴の鋭い爪を持っている。
足に毛があるところからその名が付いたと言われているが、写真ではおなかの毛と一緒になっていてハッキリしない。

photo & report 杉山会員
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