茅ヶ崎の野鳥たち 北部の丘陵編 (025)コアオアシシギ

彼岸花の咲く頃 芹沢の田んぼに コアオアシシギが来ました。
片足を怪我しておりましたが 元気に餌を捕まえては食べて
数日 滞在し、渡っていきました。

とても綺麗な鳥でした。

Wikipedia には次のように出ています。

主にロシア南部から中央アジアにかけての地域で繁殖する。
冬季はアフリカ中部から南部、インド、東南アジア、オーストラリア等に渡り越冬する。

日本では、旅鳥として春と秋の渡りの時期に本州、九州、沖縄に見られるが数は多くない。越冬する個体もいる。

越冬時は、海岸近くの水田や、湿地、干潟等に生息する。日本には単独か数羽の群れで渡来することが多い。繁殖期には、湖沼や湿地の側の草地などに生息する。

食性は動物食で、水生昆虫や、甲殻類、貝類などを捕食する。

目的地に無事に着いたでしょうか。

photo&report  朝戸夕子

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茅ヶ崎の野鳥たち 北部の丘陵編 (024)エゾビタキ

芹沢で撮影しました。

Wikipediaには次のように説明してあります。

夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下し越冬する。

日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来する。一般的に秋の方が通過数が多く、各地で普通に見られる。

渡りの時期は、平地から山地のやや開けた明るい林に生息する。市街地の公園でも観察されることがある。単独もしくは10数羽の小さな群れを形成して生活している。

食性は主に動物食で、昆虫類等を食べる。樹先等に止まり、飛翔している昆虫目掛けて飛翔し捕食する。また、秋の渡りの時はミズキの実を食べたりもする。

秋の渡りの途中で茅ヶ崎に立ち寄ったのです。
鳴き声が聞きたくてYouTubeで見てみましたところ、鳴き声は、私たちに聞こえないくらい小さかったです。
同じ個体ですが、もう一枚画像をあげておきます。


photo  朝戸夕子
report 芹澤七十郎

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茅ヶ崎の野鳥たち 北部の丘陵編 (023) 子育て中カイツブリ


南部の海辺編にも、小出川の下流で見られたカイツブリの記事があります。

2023年 子育て中のカイツブリ

【2023年、2回目の子育て】

以前に、23年6月14日撮影のカイツブリ親子の画像を紹介しました。
その後、撮影者の朝戸夕子さんから、同じ場所で再び子育て中の画像が送られてきました。
朝戸さんのメッセージは次のとおりです。(編集子)

「カイツブリが、2度目の子育て中です。
1番目の子は、まだ模様が子供ですが親と同じ大きさです。
1番目の子を連れて、2番目を背中に乗せていました。」

6月14日の写真では背中に乗せられていた赤ちゃんが大きくなった姿

【2023年、1回目の子育て】

今年も、芹沢の今までと同じ場所で子育てにはげんでいます。
親鳥がえさを運んできたようです。(朝戸夕子)

2022年8月の様子です

親鳥とこどもが乗っているのは、葦のしげみの中に造られた浮き巣です。
親鳥はペア、子どもは2羽います。
さっきまで居たのに。もう1羽のこどもはどうしたのでしょう。この時、背中に乗っていたのは1羽だけ。

2021年 カイツブリの家族

以下の画像は、2021年6月の様子です。
茅ヶ崎市北部の芹沢では、池で子育て中のカイツブリのペアの姿が見られました。その場所はほぼ同じ所です。

 

もう1羽の親がエサを持ってきたようです。
子どもを乗せているのは、お母さんか、お父さんか分かりませんが、2羽の子どもたちをうまく背負っています。

このこどもたち、無事に育ったのならいいのですが。

photo  朝戸夕子
report 芹澤七十郎

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茅ヶ崎の野鳥たち 北部の丘陵編 (022) メボソムシクイ

変わったさえずりで知られている野鳥。
この写真も撮影は22年5月で、6月には送られてきていました。(編集子)

撮影者の朝戸夕子さんから編集子が22年06月03日受信したメール。

サンコウチョウ 来ておりますよ。芹沢にそれぞれペアで居ます。
一昨日、メボソムシクイを見つけたので、一枚ですが送ります。
ジョンガラ ジョンガラ ジャジャ と鳴いておりました。芹沢で撮影です。

Wikipediaに、この鳥のことが次の様に出ていました。(編集子)

日本(本州・四国・九州)で繁殖し、冬季になると中華人民共和国・台湾・フィリピンで越冬しインドネシアでも越冬していると考えられている。
さえずりを日本語に置き換えた表現(聞きなし)として「銭取り、銭取り」がある。

photo  朝戸夕子

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (72) ヒヨドリ

相模川の河口に大きな干潟があったころ、たくさんの野鳥たちがやってきて、観察地として知られていました。
干潟はなくなりましたが、杉山会員は2010年ころから河口近くで見られる野鳥を撮影してきました。たくさんの画像の中から五十音順に紹介します。
解説は、Wikipediaなどから引用した部分もあります。
(編集子)

平地林から山地林、市街地、公園、人家の庭先などの環境で普通に見られる。「ヒィ―ヨ、ヒィーヨ」となきながら飛びまわる。
数回羽ばたくと翼をたたんで滑空するため、飛ぶ軌道は波型になる。
雌雄同色。頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われるが、頬に褐色の部分があり、よく目立つ。また、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。

カワズザクラの蜜を吸いにきた

雑食性で、昆虫類、植物の実のほか、花の蜜を好む。なわばり性が強く、同じヒヨドリでも他の鳥でも追い払う。
可愛いメジロのために、庭先にミカンを挿しておくとすぐにやって来てメジロを追い払う。

柳島海岸でのヒヨドリの渡り(2016.10.23)

秋に大群をつくって渡りをする。柳島の海岸でもよく見る光景。
どこに行くのだろうか。

畑のきらわれ者

集団で畑に現れ、キャベツやブロッコリー、イチゴ、ミカンなどを食い荒らす。

photo & report 杉山会員

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