こんにちは!花たち ドクダミ・コロナ雑記

2020年5月28日(金)晴天
日中、陽ざしの中にいると暑いほどです。しかし室内では入ってくる風が肌寒く感じます。湿度が低いのでしょう。
朝のうち、遠くでカッコウがしきりにテッペンカケタカを連呼していました。
近くではシジュウカラのツーピー ツーピーがうるさいほどです。
先週は毎日、ツツドリのポポ ポポ ポポ…が聞こえていましたが、ある日突然消えて、それ以来聞こえません。どこかに飛んでいってしまったのか。

至る所にドクダミの白い小さな花が目立ちます。
知人から八重咲きのドクダミを貰って庭に植えました。

茅ヶ崎市芹沢から、近所や庭に咲く花たちを紹介します。

八重咲きのドクダミ

コロナ雑記  「コロナで変わる世界 民主主義 守るためには」
2020年5月27日(水)朝日新聞夕刊の連載「時事小言」に、藤原帰一氏(国際政治学者)の上記タイトルの文章が掲載されていた。

コロナ後の世界的問題点として、藤原氏は次の2点を掲げている。①経済危機と②米中対立。続けて③として「コロナ後の世界における民主主義の行方」をあげる。

この3番目はどういうことか。藤原氏の考察は次のとおり。
「ウイルス感染拡大防止はAIを駆使した新しい監視技術を活用することによって実現した」。しかし、この「監視技術」は人権剥奪の危険性を含んでいる。だから「危機管理を達成するために自由と民主主義的な統治が犠牲にされてしまう危険がある。」

AIを駆使した「監視技術」で、人々を監視し統制できたからコロナウイルスを押さえ込むことができた、というのである。つまり民主主義の危機をも招いてしまったと。

「では、どうすればよいのだろうか。」と藤原氏は自問して、
「政策選択に関する自由な言論なしには私権の制限を認めることはできないと私は考える。権力を担う者は、私権を制限する根拠を国民に明示し、国民の判断を求めなければならない。」と答えている。

良く切れる刃物は、素早く闇を切り裂くが、使い方を誤ると気づかぬうちに光明も切り刻んでいることがある。恐ろしいのは、闇を切り裂く光景に酔いしれ、そのまま眠り込んでしまう自分のあり方。(藤原氏の記事を読んだ石野の感想)

普通のドクダミ
白い花弁のように見えるのは総苞(そうほう)といい、花びらではないとのことです。
ときに、この総苞が五弁のものがあり、ラッキードクダミというそうです。
左におなじ

photo & report 石野治蔵

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (50) ソリハシシギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

くちばしが反っているからソリハシシギ
暖かい国を目指す旅の途中で柳島の海岸に寄りました

 小さな体に、長く上に反った嘴(ハシ くちばし)が特徴のシギ。
春と秋の渡りの時期に見られる。
主に干潟、砂浜などで見られ、ゴカイ、昆虫類、甲殻類などを捕食する。
人などが近づくと、飛び立たないで素早く走り去る。
Wikipediaに次のよう書いてあった。
「ユーラシア大陸の高緯度地方で繁殖し、アフリカ大陸から、インド、東南アジア、オーストラリアの沿岸部で冬を越す。
日本で見られる数は多くないが旅鳥として各地に現れる。春は4-5月ごろ北へ渡る途中に渡来し、秋は8-10月ごろ南へ渡る途中渡来する。秋の方が個体数が多い。」
小さな体でずいぶん遠い旅をするようだ。

何かをとらえた
えさをさがす
砂地にいると、周囲の小石やゴミに紛れて目立たない

photo & report 杉山 全

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こんにちは!花たち ヒルガオとコロナ雑記

2020年5月27日(水)晴天
この数日はっきりしない天候が続いていました。
今朝のラジオで、気象予報士の伊藤みゆきさんが言っていました。
「沖縄は梅雨になっていますが、本州までにはまだ及んでいません。天気がイマイチなのは上空の寒気によるものです」と。
「天気! ハッキリしろ!」と私が叫んだら、昼間、夏のような陽ざしになりました。
それでもう一度叫びました。
「天気! 良すぎるぞ。いきなり変わるな!」

いつも通っている早朝散歩の道ばたにヒルガオが咲いていました。
数日前から、目にはしていたのでしょうが、気づきませんでした。
今朝はたくさんの花がいっせいに開いて「こっちを向いてよ!」と言っているようでした。

コロナ雑記 首長のちから
5月21日、関西3府県の緊急事態宣言が解除されました。
翌日、22日(金)の朝日新聞、朝日川柳(西木空人選)にあった句です。
  責任を知事に負わせるだけのこと
選者の評は「関西圏前倒し解除」とあり、国が自らの責任を押しつけただけとの解釈でした。
だが私は、負わせられたにしても、実際には「ドンと来い」とコロナ禍に立ち向かっている知事さんたちもいることから、嘆きの句と見るだけではもったいないと受け取りました。深読みのしすぎですかネ。
十分に受け止められるからこそ、負わせることもできるじゃないですか。

この川柳欄のすぐ上段に「関西の解除 知事の切磋琢磨さらに」という社説がありました。
大阪府、東京都、北海道、和歌山県の知事さんのコロナ対策ぶりを例にあげて「首長が互いに学び、競うように切磋琢磨する。それを住民が評価する。その積み重ねは地方自治の強化につながるはずだ。」と結んでありました。
同じ新聞の4面にあった「意欲ある首長に権限を」(日本総研主席研究員 藻谷浩介さんへのインタビュー記事 聞き手は菊池直巳)も、上記4人と山形県知事を引き合いに出し
「使命感と責任感を持ち、現場の課題に創意工夫で対応するリーダーは増えている。」
「まずは現場を預かる首長に任せる。地域格差が生じるという批判があるが、地域格差には『善し悪し』がある。水準以下の対応しかできない首長や地方議員を是正するのは、国ではない。有権者自身が選挙で正すべきであり、それが『地方自治』」
「(地方の)裁量を増やせば、権力乱用や不正が生じる恐れもある。そのためにも透明性ある情報開示の仕組みは欠かせないし、メディアによる監視も不可欠です」
と書かれていました。
目立つ行動の知事さんたちを悪くいう人たちもいるようですが、智恵と行動で課題に対し積極的に立ち向かう政治家の姿は頼もしいです。

白っぽい花びらですが、よく見ると薄ーいピンクがかかっています。
また別のところには、ほんとにピンクの花を付けたひとむら(一叢)がありました。

過去のハマヒルガオの記事  その1  その2

photo & report 石野治蔵

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2020年から46年前の風景 浄見寺遠景

1974年夏撮影
茅ヶ崎市堤

浄土宗 窓月山浄見寺
江戸町奉行の大岡越前守忠相公をはじめ大岡家一族の墓地があることで知られている浄見寺
画面左側のうっそうとした森は神奈川県指定天然記念物の寺林
一族の墓地はこの寺林の中にあって茅ヶ崎市指定史跡になっています
浄見寺の北側を通る道路、大岡越前通りから撮影しました
先の写真の撮影場所から少し東寄りの所から撮影しました
寺林の中でひときわ高い樹木は県指定天然記念物のオハツキイチョウ
このイチョウは、その後落雷を受けてひどく損傷しましたが、再生手術を施して今は元気です
画面右側の大きな屋根は本堂です
本堂の中に、県重要文化財指定の銅造(どうづくり)六臂(ひ)弁才天坐像が祭ってあります(『茅ヶ崎市史3』p260)
しかし、寺のご本尊は大岡家二代の忠政が慶長17年(1612)に奉納した木造阿弥陀如来立像です(『茅ヶ崎市史3』p259)
毎年4月に、忠相公を顕彰する「大岡越前祭」が茅ヶ崎駅周辺と地元の堤地区で催されています
浄見寺の北側を、寺に沿っている小径です
この様子も、今はすっかり変わりました

photo & report 平野会員

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