こんにちは!花たち 2020.03.31(曇) アオキ・アセビ・イカリソウ・ムラサキケマン・名前不明のシダの新芽  

茅ヶ崎市芹沢から、近所や庭先に現れる草花を紹介します。

弥生3月も今日が最後。
先ほどラジオの天気予報で、3月は晴の日と雨の日が交互にやってきてメリハリの効いた天候だったといっていました。  
新型コロナのために外出できないので閉じこもっていますが、花たちはドンドン開くので、そちらの対応に追われています。
困っている人たちが多い中、こんな間抜けたことを言っていていいのか、と思いますが、私は高齢者なので、世の中に迷惑を掛けないようにして生きていかなければならないのです。
今朝、近所を回って撮影してきた花たちを紹介します。

今日のトップはアオキ
雄株と雌株(めかぶ)があります  
これは雄株の花
左の写真の花を付けた株
毎年よく花は咲きますが、実はなりません    
近くには雌株もあります  
あっちこっちに実生苗が芽を出すのは、ヒヨドリが種を散らしているからでしょう  
アセビ
園芸種も売られていますが、これは山に自然に生えたものです
私はずっとアシビと発音していました  
九州地方の呼び方なのか、単なる間違いだったのか  
馬酔木と書いて、牛馬も食べない毒を含んでいるそうです    
しかし赤い新芽は美しいです  
イカリソウ
葉っぱは半月前から出ていましたが、やっと花を付けました
名前の由来は、この花の形が碇(いかり)を思わせるからだそうです
私がここに越してきた40年ほど前には、あちらこちらで大きな株を見ましたが、今はどうも見当たりません
ムラサキケマン
写真に撮るときれいに見えます
しかし至る所に生えてきますので、庭では見つけ次第に抜き取ります
ネットで検索すると、これも毒草だそうです
名前不明のシダの芽吹き
森陰の自宅の周りは、日当たりが悪いのでいろんなシダの類が顔を見せます  
わたしはほとんどそれらの名前を知りません       
しかし、これが食べることができるゼンマイではないことだけは知っています

photo & report 石乃治蔵

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (43)コチドリ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちをアイウエオ順に紹介しています。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。  【杉山 全】

目の周りの黄色いリング、首の周りの黒い首輪、細くて長い足、これらがコチドリの特徴

黄色いアイリングが目立つ、日本最小のチドリ。
柳島海岸やしおさい公園などで見かけた。
水田や河川など主に淡水域の水辺に生息し、砂れき地や埋立地の地上に営巣する。
地上を歩きながら昆虫類を捕食する。
巣立ったヒナを連れているときなどに天敵が近づくと、親鳥はヒナを守るため、自らが傷ついているかのように,天敵の注意をひきつける擬傷(ぎしょう)行動を見せる。

シロチドリへ

痛テテ 痛テテ… 痛テテ 痛テテ…
(怪我しているまねだけどネね)
歩けないョー 飛べないョー
(これもまねごとだけどネ)

子どもを救うためには必死なんだヨ
こんな砂地や河原の砂利の上に住んでいます
砂利の中にいると見つけにくいでしょう
保護色よ
私はこんな中で卵を産んで子育てします
また目が合いましたね

千鳥の季語は冬。
しかし、チドリの仲間は暖かい季節に日本に渡って来てこどもを育てる。

「青い月夜の浜辺には 親を探して鳴く鳥が
 波の国から生まれ出る ぬれた翼の銀の色…」(童謡 浜千鳥)

「ちんちん千鳥の啼く夜さは 啼く夜さは
 硝子戸しめてもまだ寒い まだ寒い…」(童謡 ちんちん千鳥)

歌にうたわれる千鳥は、哀しいメロディーで寒い夜を思わせる。

千鳥のイメージは、冬、夜、寒さ、寂しさ。
しかし実際のチドリは夏の鳥。

photo & report 杉山会員

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茅ヶ崎に春の雪 2020.03.29(日)

芹沢の降雪 朝9時半ころ

ラジオの天気予報は、2日ほど前から「日曜日には寒くなって雪がふるでしょう」といっていました。
「ホントかなぁ」と思っていたらホントのことになりました。
「はるのゆき」 つぶやいてみるとなかなかいい感じです。
少し降って、すぐに止んで、新型コロナのために多くの人は自宅に居たことでしょうから、この雪で困ったことはなかったのではないかと思うのです。
夕方から降ってくれれば、私などは、「雪見酒だ」となるのですが、朝の雪ではそうはいかないのが残念でした。


冬の花、シクラメンは平気だったようです
大きなつぼみとなっていたボタンはこの雪、冷たそうです
開きかけたミヤコワスレも震えていましたす。
花盛りだったサクラソウは見るからにかわいそう
がまんだ! がまんだ!
もうすぐ暖かくなるって
庭も、こおり水の池になってしまいました

photo & report 芹澤七十郎


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こんにちは!花たち 2020.03.27 アケビ

茅ヶ崎市芹沢から、近所や庭先に現れる草花を紹介します。

3月27日(金)曇 
西の方から雨空が移ってきているそうです。朝から曇り。強い南風で暖かい。ここ数日、乾燥気味ですから雨もありがたいと、花たちは言っています。

アケビの花が咲き始めました。
今日の風に揺れています。
アケビの実はこちら

引っ越してきた約40年前に小さなアケビを植えました。
棚を作ってやったら、安心してかずいぶん大きく育ちました。
アケビは一本に雄花と雌花(めばな)が付きます。
白く見えるのは雄花、それより大型の紫色は雌花です。
花が開いた様子。
雄花にはおしべ、雌花にはめしべがあります。
秋にはめしべから実を生じます。
子供のころにアケビの実を食べた思い出があります。
ほとんど黒い種で、その種のまわりにあるクリームのようなものをなめるしかないのですが。
今は、その種は捨てて、皮を料理して食べます。少し苦みがあって大人の食べものです。

photo & report 石乃治蔵

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こんにちは!花たち 2020.03.25 ちいさな花

茅ヶ崎市芹沢から、近所や庭先に現れる草花を紹介します。

3月25日(水)晴 風もなく暖かい

今日は、小さな花を掲載します。  
セントウソウとヒトリシズカの芽吹きです。 

セントウソウ

春先、真っ先に顔をのぞかせます。  
芹のような葉をしたセリ科の植物です。
真っ白な花はとても小さく、径が2~3㍉です。
かわいいのでそのまま置くと、どんどんはびこるので、どんどん抜いてしまいます。 

 

ヒトリシズカ

芽を出したとたんにニョキッと伸びて、白いブラシのようなものを頭の先に掲げます。
花でしょうか。
全体の背の高さは12センチほど。
こちらははびこることもないので、そのまま置いておきます。   

photo & report 石乃治蔵

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