迷走した台風14号が去って、今日は久しぶりに晴れました。
小出はすっかり秋です。秋の花たちが咲き出し、また、実やタネを付け始めました。
トリカブト
初夏のころまでは順調に育っていました。
それが、8月の猛暑のせいでしょうか、わずかの枝葉を残して地上部が枯れてしまいました。
その残った部分に数輪の花をつけました。
写真は同じ花の裏と表です。
花の形が兜(かぶと)の形に似ているところが、名前の由来のようです。
猛毒とは思えない、やさしい色と形をしています。
ホトトギス
こちらは強烈な色使い。
生命力は旺盛で、毎年いたるところに芽吹いてきます。
そのまま置くと大きくなるので初夏のころに刈り取ります。
少し日当たりの悪いところに育った花がきれいです。
アケビ
写真のアケビはちょうど食べ頃です。
と言っても黒いタネがびっしり詰まっていて、それを包んでいる白い部分が甘いのです。
子どものころ、「アケビ取り」は私たちの大事なあそびでした。
今では、この皮を油で炒めて食べるのが好きです。ほろ苦くていい味です。
(アケビの花はこちら)
ガマズミ
赤い実がきれいです。
ホームページにしばしば写真を提供してくれる前田会員は、子どもの頃、この実をほお張ったと言っておられました。
霜を被って、黒く変色した頃がおいしいそうです。私もまねてみようと思っています。
(ガマズミの花はこちら)
photo & report 石野文蔵