茅ヶ崎の野鳥たち 北部丘陵を中心に編 052 ウミアイサ

ウミアイサのオスとメス(手前の2羽)

ウミアイサも、冬にやってきます。
東京湾にて撮影。
カワアイサ(048で掲載)と同様、オスは黒い頭でメスは茶色い頭です。
なぜか私は毎年、茅ヶ崎ではメスにしか会えていませんが、オスも来ているはずです。
日本に渡ってくるアイサ類は、ウミアイサ ミコアイサ(052で掲載) カワアイサ、そして稀にコウライアイサが来るそうです。いつかコウライアイサにも会えたら良いなと思います。

ウミアイサのメス 撮影  柳島海岸

  

『ウィキペディア(Wikipedia)』に次のように書いてあります。
アイスランド、スカンジナビア半島、シベリア、アラスカ、グリーンランドなどで繁殖する。冬季になるとヨーロッパの大西洋・地中海沿岸部、中華人民共和国東部、日本沿岸部、北アメリカ大陸沿岸部などで越冬する。
越冬時は沿岸部や入江などに生息するが、沿岸部の湖などでみられることもある。時々、砂浜に上がり休息している姿も観察される。群れで行動していることが多い。繁殖期は、亜寒帯や北部温帯の淡水湖沼や河川に生息する。しばしば、小規模のコロニーを形成する。
主に魚類を食べるが、雛や幼鳥は甲殻類も食べる。
分布が非常に広く、生息数は安定していると考えられ、2018年の時点では種として絶滅のおそれは低いと考えられている。一方で森林伐採やダム建設などによる生息地の破壊、水質汚染、狩猟、害鳥としての駆除、漁業による混獲、鳥インフルエンザなどの感染症などによる影響が懸念されている。

2023.1/8   三浦にて
ウミアイサの群れです。
いつか茅ヶ崎にも、群れで来てほしいものです。

南部の海辺遍に掲載のウミアイサはこちら

photo&report 朝戸夕子

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茅ヶ崎の野鳥たち 北部丘陵を中心に編 052 ミコアイサ

ミコアイサは冬に渡って来ます。
神奈川での目撃情報は毎年横浜の方の川なのですが、今年は県西の観光地にあるお堀にペアで住み着いている様です。警戒心の強い鳥なのに珍しいことです。
とても仲の良いペアで、常に寄り添って行動していました。
日本で過ごす冬が、どうか安全で幸せであります様にと願っています。

オス
メス

『ウィキペディア(Wikipedia)』に次のように書いてあります。
ユーラシア大陸亜寒帯のタイガで繁殖し、冬季になるとヨーロッパ、黒海、カスピ海、インド北部、中華人民共和国東部などへ南下し越冬する。
日本では冬季に九州以北に越冬のため飛来し(冬鳥)、北海道では少数が繁殖する。湖沼、河川などに生息する。
食性は動物食傾向の強い雑食で、主に魚類を食べるが、カエル、昆虫、甲殻類、植物の葉、根、種子なども食べる。

photo&report 朝戸夕子

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