茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (15)エゾビタキ 

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】


オッ! 私を撮ってるの

バードウオッチングをしていて、たまたま近くにいた、野鳥にくわしい方が教えてくれた。
「あの鳥がエゾビタキだよ」

松の梢に止まり、飛び立っては昆虫を捕食し、また元の梢に戻る。
旅鳥として春と秋の渡期に渡来する。特に秋に見かける。
平地林や市街地の公園などの開けた場所を好み、木の梢によくとまる。
空中の昆虫を飛びながら捕食するほか、ミズキなどの樹木の実にも集まる。

スズメより小さくて、オス・メス同色
とても目がいいらしい。
撮影している私と目があってしまう。
くわえているのは昆虫だろうか、何かの木の実だろうか

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸


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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (14)ウミネコ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。 生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

手前の茶色の羽の個体は幼鳥

名前の由来は、繁殖地ではコロニ―を形成し、猫に似た声でよく鳴くことからと言われている。
雑食性で魚類、昆虫類、動物の死骸にも集まる。
人を威嚇するような目に特徴を感じる。

ウミネコの食事 魚を捕らえた
Wikipediaには「カイツブリやカルガモ・コアジサシ・スズメなどを捕食する可能性が懸念されている」とも書いてあった。
カニを捕らえた

イカにありついた
イカッたなぁー。

photo & report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (13)ウミアイサ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

オス 黒い頭のボサボサを冠羽という。
メス 頭は茶色で冠羽は後頭部に少しある 

こんな鳥が来るとは、我が目を疑った。
2017年の2月から3月の2ヶ月間、相模川の川口に10数羽が見られた。
ぼさぼさ頭の雄と雌は頭部が赤みのある褐色で短めの冠羽がある。
良く潜水をしたり、群れで回転しながら魚を捕獲した。

獲物を見つけて、水中に突入
北半球の北部にいて繁殖し、日本には冬鳥として渡ってきて越冬するそうだ。オスとメスの違いが良く分かる。

photo&report 杉山会員
撮影場所 相模川河口


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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (12)ウグイス

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

下町屋の小出川沿いで撮影

「ホ―ホケキョ」のさえずりで春の訪れを告げる小鳥。
鳴き声は良く聞くが姿を見ることは稀である。偶然に写真を撮ることが出来た。
やぶを好み、冬期は「チョチョ」という「笹鳴き」とも呼ばれる地鳴きをする、子供のころ追い掛けて遊んだ。警戒した時などに「ケキョケキョケキョ」という谷渡りと呼ばれる鳴き方をする。

鳴きねはするが姿は見えない。柳島の小出川沿い
ヤブの中にいることが多い。写真をとるのはむずかしい。同所

photo&report 杉山会員


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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (11)ウ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

「鵜の目 鷹の目」というほどウの目は良いそうである。水の中でもよく見える。

カワウとウミウがいるが、私には判別出来ない。柳島海岸で見るのはカワウと思われる。
柳島海岸周辺では年間を通して観察出来る。
河川に集団で潜水し、岸に獲物を追い寄せて捕獲する行動や、冬期に群れて飛ぶ様子が見られる。

近年、環境の水質改善などに伴い、食べ物となる魚が増えて個体数が増加し、東京湾周辺では数百羽の群れが潜水、浮上を繰り返す。雄雌同色。
翼を広げてポーズをとる姿がよく見られる。潜水を繰り返して魚を捕獲するが、カワウの羽根は水をあまり弾かないので、潜水した後に翼を広げて乾かす行動を頻繁に繰り返す。

羽を広げるポーズは、濡れた羽を乾かすため
大物の獲物を捕らえた
養殖中の魚を食い荒らすので、きらわれている所もある

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸および相模川の河口近く

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