『郷土ちがさき』151号 2021(令和3年).05.01発行

表紙
 ◎photo 茅ヶ崎の海 -出漁!-  前田照勝
 ◎「包み紙」  平野文明
投稿
 ◎茅ヶ崎の海 よもやま話(その1) 名取龍彦
 ◎中島 日枝神社の山王銘扁額 及び日枝神社銘扁額  加藤幹雄
 ◎私の故郷(3)新潟県刈羽郡高柳村大字栃ヶ原  小川正恭
風(自由投稿欄)
 ◎歌八種  今井文夫
 ◎新約聖書の「ブドウ園」と市内中島の「ブドウ園」 平野文明
 ◎茅ヶ崎文化人クラブ 残念ながら休会  羽切信夫
茅ヶ崎郷土会報告
 ◎綿引 進さんのご逝去を悼む
  その1 杉山 全
  その2 羽切信夫
 ◎茅ヶ崎市文化団体協議会創立60周年記念表彰式受賞者
 ◎これからの行事予定
150号正誤表
編集後記

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ハマヒルガオ 柳島海岸で花のじゅうたん 2021.04.23

茅ヶ崎郷土会のホームページの、過去に投稿したハマヒルガオの記事を訪ねた人が急に多くなった。
不思議なこともあるもんだ、と思っていたら、一昨日の21日、朝日新聞の朝刊に「ハマヒルガオ 夏を呼ぶ 茅ヶ崎」という写真付きの記事があった。
そうだ! これを読んだ人たちが「茅ヶ崎市 ハマヒルガオ」で検索したのかなと思った訳です。
朝日新聞に負けちゃいられない。当会にも地元で写真を撮っている会員はいる。
記事には「南湖地区の海岸」とあったが、こちらは「柳島地区の海岸」でいこう。

ハマヒルガオ こっちはもう夏まっ盛り 柳島

朝夕はヒンヤリするが、このところ日中は20度を超している。そう呼ぶにはチョット早いが、もう夏だ。 海だ! えぼしだ! ハマヒルガオだ!

 

ずっと遠くの海上に、チョットそびえるとんがりが烏帽子岩
ひだり端に半分見えているのは江の島
そして手前に咲き誇るのがハマヒルガオ

今度は反対側、西の方を向いて

海上のずっと向こうに、画面の右側から薄く見えて伸びるのは伊豆半島
波打ちぎわは海岸浸食を止めるための石積み護岸
そして手前がハマヒルガオのじゅうたん

画像の追加 2021.04.27

海岸の手入れ
ゴミひろい、浸入した外来植物、繁茂しすぎた植物の除去など、地元の人たちのボランティア活動が続いています。

ハマヒルガオの柳島海岸から東の方を向いて

砂浜から海に伸びるのは茅ヶ崎漁港の波よけの突堤。
その向こうに薄く見えるのは三浦半島。

初夏の海を漁船が行く

photo 前田会員
report 平野会員

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ちがさき富岳100景 4月なのに五月晴れの富士(柳島と芹沢から) 2021.04.21

このところ好天の日が続いています。
今、午後3時半の気温22度、湿度38%、少し風があります。

天気の良い日は、茅ヶ崎から見る富士山がきれいです。
朝夕に曇ったりして見えにくかった富士が、雪を被った姿でくっきりと見えていました。

まず柳島からの富士

中央に見える鉄塔は平塚市の湘南平にたつテレビ塔、その左側の建物はレストハウスです。
手前の斜面は柳島海岸の流砂対策の護岸です。


次は芹沢から見る富士

今年は季節のめぐりが2週間ほど早くなっています。
小出の新緑の中に見える富士です。

photo
柳島から見る富士 前田会員
芹沢から見る富士 芹澤会員
report 芹澤会員

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桜スポット ・千ノ川沿いの八重桜 ・腰掛神社桜舞う  2021.04.07 

今年は桜の開花が早かったようです。
3月半ば過ぎには開き初めて、4月には散り始めました。
十間坂近くの千ノ川沿いの桜並木と、芹沢の腰掛神社の桜を紹介します。

まず、千ノ川沿いの桜並木です

向こう側が東。
道路沿いに桜の並木があって、その中に八重桜がありました。

次は芹沢の腰掛神社の桜吹雪です

風が止むと花びらに覆われていました。
赤い椿も落ちていて美しい風景でした。

新しい年度が始まりました。
新しい事業計画が動き出す季節ですが、コロナウイルスのために活動自粛を余儀なくされています。
しかし、どこにも出かけず、暖かい廊下に寝っ転がって、いつもは読めないような長編大作のページを繰るのもなかなかいいなぁ~と思っています。

〈千ノ川沿いの桜並木〉
photo 尾高会員

〈腰掛神社の桜ふぶき〉
photo 芹澤七十郎会員

〈report〉芹沢会員

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こんにちは! 花たち ハマダイコンとオオアラセイトウ 2021.04.04

今年は季節のめぐりが、いつもの年よりひと月くらい早いようです。
いつもなら入学式のころに咲くサクラがもう散っています。
これも地球温暖化が影響しているのなら喜んでばかりもしておれません。

今、春の花がつぎつぎと咲いています。


まずハマダイコン(浜大根)です

柳島から前田会員が撮影して届けてくれました。
柳島海岸のハマダイコンの群落。
遠くに烏帽子岩が霞んでいます。
ハマダイコンの花

アブラナ科の植物で全草食べられるとネットの情報です。
多くの人がブログで紹介しています。野菜の大根はこの浜大根を改良したものとか、畑の大根が逃げ出したものだとか書かれていますが、何が本当なのか、素人の私には分かりません。
根っこは普通の大根のような形とはいえませんが、辛みが強いそうです。薬味にしてみたいです。

次はオオアラセイトウです

芹沢の腰掛神社近くの藪にある群落。
毎年同じ所に生えてきます。一面を覆うときれいなものです。
オオアラセイトウの花
これもアブラナ科で、花はハマダイコンと同じ4弁花です。

ハマダイコンと同じアブラナ科の植物。
画像で分かるように紫色の花をつけるためムラサキハナナ(紫 花 菜)とも呼ばれ、中国原産で、諸葛孔明が広めたとの伝説からショカツサイ(諸 葛 菜)とも呼ばれるそうです。
野菜として食用になり、また種から油をとることもできるとネットの情報にありました。

この植物、三つの種名を持っていて、さらにハナダイコンと呼ばれることもあるそうです。
ハナダイコンもアブラナ科で花の形などが似ているようですが、オオアラセイトウとは別種です。お互いに似ているので混乱が生じたのでしょう。
ハナダイコンが茅ヶ崎のどこかにあるのかどうかは知りません。

2020年3月24日の様子を「紫色の花たち」の中で、ムラサキハナナとして掲載しています。

【photo】
ハマダイコン 前田会員
オオアラセイトウ(=ショカッサイ・ムラサキハナナ) 芹沢七十郎会員
【report】
芹沢会員

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