茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (18)オオバン

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

バンという野鳥に比べて体が大きいところからその名が付いた。バンはハトくらいの大きさという。
バンとオオバンの違いは、体長のほかに、バンの頭の前面とくちばしは赤く、オオバンは写真のように白い。
ともに小出川で見られるので、淡水にいる水鳥。

全身黒くてずんぐりした体形の水鳥、最近よく小出川で見られる。
繁殖力が旺盛で年に2回、ときには3回繁殖することもある。湖沼・河川・水田など湿地帯を好む。植物食傾向の強い雑食で主に水生植物を好み潜水や逆立ち採食もする。魚類、昆虫なども食べる、と説明されている。

ゾロゾロとお出かけ
集団で食事に出かけるところ(らしい)。
水にもぐるのが得意。
みずかきに都合の良いように進化した指を見て下さい。
小出川の下流。この流れの先は相模川の河口につながり、海に注ぐ。
オオバンはこのような環境の中にすんでいる。
川に平行して新湘南バイパスが通る。

photo&report 杉山会員
撮影場所 小出川


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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (17)オオミズナギドリ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

繁殖期のほかは海上で生活する。滑翔して、ゆっくりとした羽ばたきを交えながら、海面低くを、左右に翼を傾けて飛び回り、餌の群れを見つけると遠くからもたくさん集まる。(Wikipedia)

最も普通に見られるミズナギドリ類。日本で見られるミズナギドリでは最も大きい。
日本近海に生息し、陸地からも観察できる。群れで生息し、体上面は黒っぽく、体下面は白っぽいため、黒と白の鳥が混在しているようの見える。

全長48cmほど、翼開長120cmほど。体重440-545g。(Wikipedia)
オオミズナギドリが群れ飛ぶ茅ヶ崎の海。画面の左端に見えるのは三浦半島。柳島の海岸から。

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸


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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (16)オオソリハシシギ

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】

コンニチワ! 皆さん!

長い嘴が上に反った大形のシギ。
春、秋の渡りの時期に柳島海岸で見られる。水辺を歩きながら長い嘴を泥に深く差し込み、ゴカイ、カニなどを捕食する。
人口衛星による追跡調査で、9日間飛び続けて太平洋を縦断し、アラスカからニュージーランドまでの約1万1000㎞を無着陸で飛行した個体がいることがわかったそうである。

今日のごちそうは何かな?
くちばしが反っているでしょう。そこから私の名前が付きました。
1万キロ以上を飛び続けることができるのですよ。しかしそうは見えないでしょう。
オオソリハシシギはこのような所で見ることができます。右手のずっと奥に江ノ島が見えています。(柳島の海岸)

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸

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茅ヶ崎の野鳥たち 南部の海辺編 (15)エゾビタキ 

茅ヶ崎の南西部(主に柳島の海岸)で見かけた野鳥たちを紹介します。生態の説明文の一部は『ぱっと見分け観察を楽しむ 野鳥図鑑』(ナツメ社刊)から引用しました。    【杉山 全】


オッ! 私を撮ってるの

バードウオッチングをしていて、たまたま近くにいた、野鳥にくわしい方が教えてくれた。
「あの鳥がエゾビタキだよ」

松の梢に止まり、飛び立っては昆虫を捕食し、また元の梢に戻る。
旅鳥として春と秋の渡期に渡来する。特に秋に見かける。
平地林や市街地の公園などの開けた場所を好み、木の梢によくとまる。
空中の昆虫を飛びながら捕食するほか、ミズキなどの樹木の実にも集まる。

スズメより小さくて、オス・メス同色
とても目がいいらしい。
撮影している私と目があってしまう。
くわえているのは昆虫だろうか、何かの木の実だろうか

photo&report 杉山会員
撮影場所 柳島海岸


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茅ヶ崎からダイヤモンド富士を撮る

2019年4月4日撮影
ダイヤモンド富士が見られました。
富士山より西の各地では朝日で、東の各地では夕日で見ることができます。
太陽が富士山頂にかかる時、光芒(太陽の光のすじ)がダイヤモンドのように輝いて見えるのでそのように呼ばれるとネット情報にありました。
富士山頂にかかる太陽でなくとも、カメラの絞りを最大に絞って太陽を撮影すると、その光は光芒としてカメラに定着するそうです。
富士山頂にかかる時のように、太陽の一部が何かに隠れるような状況で、かつ、晴天であればよりクリアーに撮影できるとも書いてありました。

茅ヶ崎の海岸部を通る国道134号の歩道橋近くで撮影したのだそうですが、どの歩道橋だったのか聞き忘れました。
それにしても不思議な写真です。
道路の真ん中から撮影したように見えます。
このアングルを探し、シャッターを切ったこの瞬間を捕らえるのは大変だったと思われます。

photo 写友会 加藤典夫さん
report 編集子

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