茅ヶ崎市芹沢から、近所や庭に咲く野草を紹介します。
尾花はススキのことです。
夕日を透かして見ると とてもきれいです。
尾花(おばな) 万葉集の中から
8巻
山上憶良(やまのうえのおくら)、秋の野の花を詠んだ歌
1537
秋の野に咲きたる花を、指折り(および)かき数ふれば 七種の花
1538
萩の花 尾花 葛花(くずばな) なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝貌(あさがお)の花
(これらが秋の七草と言われています。ただ、「あさがおの花」が何を指すかには諸説あるようです。)
10巻
2110
人皆は萩を秋と言ふ。よし、我れは、尾花が末を、秋とは言はむ
(誰も皆、秋は萩だ、萩に限ると言うている。人はどう言っていようと、自分は尾花の先のほうけてなびく、それが秋の極地だと主張しよう。)
『折口信夫全集』第4巻(昭和29年中央公論社版)を参考にしました。
photo & report 石野文蔵
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これはという写真ではないので恥ずかしいです。
使っていただけるなんて幸せですというべきでしょうね。
有難うございます!
平野会長の獅子奮迅のご活躍には心より敬服しております。
まえだ
前田さんは郷土会の会員で、柳島から見る海の写真をはじめ、史跡・文化財めぐりで撮影した写真など、すばらしい画像を寄せていただいております。もちろんそれらはこのホームページに掲載しています。新しい年を迎えて、ホームページのフロント写真をニューリアルしました。烏帽子岩に朝日が昇る画像は前田さんの作品です。
派手ではないけれども、郷土色豊かな記事と画像を載せていこうと思っています。皆さんからいただく画像で成り立っている郷土会のホームページ、いつまでもドンドン写真を送ってください。(編集子 平野)