柳島海岸の崩落と修復工事を追う② 2021.02.13 

梁島海岸また崩落

茅ヶ崎の海岸では砂浜の浸食(砂の流出)が続いていて、大規模の養浜工事が行われています。その様子を、先月19日に掲載しました。

そのような中、柳島の海岸で、また崩落が起こりました。
砂がなくなって、昔はなだらかに波元まで続いていた砂浜に、崖ができています。その崖の一部が崩れたのです。原因は砂が無くなっているからと思われます。
現場は、養浜工事の近く、そのすぐ東側です。

砂浜の浸食はいつから始まったかは分かりませんが、私が茅ヶ崎に引っ越して来た昭和46年(1971)の海岸はなだらかでした。すでに浸食は始まっていたのかも知れませんが。
この画像は2019年10月、台風のあとの崖の崩落の様子です。
波の引いた砂浜に土嚢がむき出しになっているので、その前にも養生工事が行われていたことが分かります。何度も崩落する場所なのかも知れません。
今年の1月に撮影した画像です。
左の写真の崖の令和3年1月現在の様子です。
砂防林を囲む柵の手前にサイクリングロードがありますが、そのきわまで崩落しています。

1月、新たな崩落

崖が一部崩れました。
1月28日の撮影ですから、崩れたのはその前日の様です。
崖の上のサイクリングロードの間際から崩れています。
サイクリングロードはすぐに通れなくなりました。
その後、崖の下の波打ち際も入れなくなりました。

崩落か所の全景

崖は向こうに行くに従って低くなっていますが、砂がなくなると、次第に高低差が大きくなるのでは無いかと思います。

緊急の工事が始まりました

怪我をする人がない内に、工事が始まって良かったと思いました。

この車で土嚢を運びます。
こちらには作った土嚢がまとめてあります。
波打ちぎわに土嚢を積んで落ちてくる砂を止め、崩れた崖には砂を被せて工事は進められています。
しかし、この先どうなるのかなと、心配は残ります。

工事 一件落着のようです

photo 前田会員
report 平野会員
(2.14 画像を1枚追加しました。)

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