30年度第1回 茅ヶ崎の別荘跡めぐり ― 高砂緑地から中海岸へ 2018/05/20(日) 晴

一昨日の18日に30年度総会が行われ、新年度の事業計画が了承されました。
いよいよ新しい活動が本格化します。

20日は昨日までの蒸し暑さが去り、さわやかな五月晴れのなか茅ヶ崎の中心部の一角にある別荘跡をたどりました。
午前9時15分に市立図書館に集合し、1時間ほどをかけてこの日のコースと見学場所の説明がありました。
説明者はminamoto会員とyamamoto会員。
参加者数は、300円の資料代を協力頂いた会員外の方々と、200円を負担した会員との20名ほどでした。

11か所の別荘跡地をめぐりましたが、そのいずれも今は切り売りされて個人住宅となっていたり、通りに面しては商店となっていて、別荘があったころの面影はまったく見られませんでした。この日の訪問地は、茅ヶ崎駅南口からすぐ近くの一角です。


途中でサザン神社というのがありました。桑田佳祐さんゆかりの茅ヶ崎ということからサザンオールスターズの名前を取った設えのようでした。




別荘だった雰囲気が感じられるところといえば、高砂緑地でした。
明治の頃、川上音二郎と貞奴が別荘を建てました。その後、大正6年に実業家の原 安三郎が一帯を購入して別荘とし松籟荘(しょうらいそう)と名付けました。終戦後は無住となっていたこともありますが、昭和59年(1984)に茅ヶ崎市が買収し、高砂緑地として公開しました。茅ヶ崎市は、平成3年にその一角に松籟庵(しょうらいあん)という茶室を設け、さらに同10年(1998)には茅ヶ崎市美術館を開館しました。
写真の表札は、原別荘のときに作られたと思われる、今も現地に残る門柱に貼り付けられています。

この日、松籟庵の中では茶会が行われていました。私たちは、原 安三郎が作った日本庭園をめぐって、お昼頃に別荘跡めぐりを終了しました。

photo & report 平野会員

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茅ヶ崎郷土会の総会開かれる 2018/05/18(金)晴

午後1時30分から、市立図書館第1会議室で行われました。
総会は二部構成で、最初に茅ヶ崎郷土会、続いて茅ヶ崎郷土芸能保存協会の総会へと進められました。
参加者は、茅ヶ崎郷土会が24人、郷土芸能保存協会がほぼ同数で終始、和気藹々とした雰囲気でした。

ご出席の来賓の方々は、
茅ヶ崎教育委員会から、神原 聡教育長、中山早惠子教育推進部長、石井 亨社会教育課長、建見 聡社会教育教育課担当主査、三戸主査
茅ヶ崎市から、文化生涯学習部 関山知子文化生涯学習課長
茅ヶ崎市議会から、白川静子市議会議長
市議会議員でかつ茅ヶ崎郷土会会員の、青木 浩議員、小川祐暉議員、山田悦子議員
河野太郎衆議院議員の代理の方
の皆様でした。
会員の日下景子、藤間明男両県議会議員、また会員の岩田はるみ、永田輝樹両市議会議員は公務のために出席できないとご連絡を頂いておりました。佐藤 光県議会議員からは祝電を頂きました。
ご来賓の皆様に対しましては、お忙しい中をお運び頂き、あつくお礼を申し上げます。

神原 聡教育長、白川静子市議会議長、中山早惠子教育推進部長、石井 亨社会教育課長には、心のこもったご祝辞をいただきました。重ねてお礼を申し上げます。

議事に入って、茅ヶ崎郷土会、茅ヶ崎郷土芸能保存協会ともに、29年度事業報告、同決算報告があり、承認を受けた後、30年度の事業計画、予算案の審議と進み、ともに了承されました。
出席の会員からのご意見等は、①茅ヶ崎かるた販売による収入についての説明要望、②総会を4月中に行うことは出来ないかという要望、③総会資料の事業予定表印刷をもっと大きくという要望、⑤史跡めぐりの訪問地に変化をもたせて欲しいという要望がありました。

茅ヶ崎郷土会も茅ヶ崎郷土芸能保存協会も、いよいよ新年度の事業が本格的に始められます。
今年度も無事に一年間の事業が進められるようにとの参加者一同の願いを新たにして、30年度総会が終了しました。

photo & report 平野会員

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